見出し画像

月間まとめ_2020.12

立て続けの小伏史央です。
12月の月間まとめ。

文藝MAGAZINE文戯13 2021 Winter

先月分のまとめで書いたので詳細の繰り返しは控えますが、文戯13号をよろしくお願いします!

年越し掌編集2020〈内と外〉

小伏は毎年末、小説家になろうで「年越し掌編集」という作品集を掲載しています。毎年末に、その年に書いた掌編作品を振り返り、数編の掌編を作品集としてまとめあげるというもの。
2017年からは掌編集に副題をつけ、作品集自体に一種のテーマ性を持たせるようにしているのですが、2020年のテーマは「内と外」となりました。

スクリーンショット (1152)

ラインナップは以上の通り。人と国、国内と国外、喫茶店の中と窓の外の景色、……というように、「内と外」を思わせる作品が集まっています。
年越しのおともにどうぞ。

第60回てきすとぽい杯

参加しました。隔月開催の即興小説企画。
毎年12月のてきすとぽい杯は特殊な開催形態をとっておられまして、紅白部門に分かれた二部門同時開催になっています。紅部門のお題と白部門のお題がそれぞれ開示され、2時間という制限時間のなかで、片方の部門または両部門の作品を書くという企画。
自分はうまく時間が合わず、企画終了の30分ほど前に参加開始。紅部門に「無の集会」という作品を書きました。

即興二次小説

12月は1作だけ15分即興をやりました。「くさい街」という作品。

#2020年映画ベスト10

2020年末までに小伏が見た、2020年日本公開映画の中からベスト10作品を選定。今年はそもそもの対象作品が少ない(例年の1/10以下)ので、例年と比べるとちょっとどうかなって感じではあるんですが、以上のようになりました。
「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」はめちゃくちゃ良かったですね。ラストカットの構図すごすぎますし。オールドスタイルなサスペンス物を思わせながらも、こんなに新鮮な、現代の世相を描いたものが生まれるとはと驚きました。
「TENET テネット」も、ノーラン監督作品への印象を覆すような映画でした。古典SF的な使い古された発想をとんでもない演出力で魅せてくれる監督、という印象をこれまで持っていたのですが、今作は発想自体がまず新しい。ブロマンスもとてもよかった。ただもっとその発想を活かした映像を観たいってなりましたけども。
「VIDEOPHOBIA」も怖くてとても良かったです。警察官がさらっと放った「うちのも(同僚の警官も)そう言うてましたし」みたいな、被害者に対する無頓着すぎる発言にうひーってなりました。

その他見たもの読んだもの

12月に読んだ漫画の中で特に良かったやつ
・オジロマコト「君は放課後インソムニア」5巻読了
・住川惠, 甘岸久弥「魔導具師ダリヤはうつむかない 〜Dahliya Wilts No More〜」1巻まで読了(※ブレイドコミックス版)
・山岸菜「ムーンランド」最終9巻まで読了

以上です。来月に続きます。
2021年もよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?