ベンチコートは着たくない

・またまた近況を書きつけようと思った。前回の更新はおおよそ半月前。良いペースなのではないだろうか。Twitter、やめるだのやめないだのデカい独り言を言いながら結局見るだけ見て言いたいことは言わなくなったみたいな半端な感じなので、noteを活用できるといいな。いえ、活用します。僕やれます。やらせて下さい監督。

・デレステ、順調に続いている。今月に入って長富蓮実担当の称号をようやく手に入れた。僕は概念としての女の子が大大大好きで、あらゆる環境が許すならずっと囲まれていたいというナチュラルボーンスケベなので本当に癒しのゲームでしかない。が、いかんせん音ゲーというものが大苦手なので気負わずサクサク遊べるわけでもなかったりする。お陰様でハマりすぎず、放置しすぎず、程よい距離を保っているつもり。

・断捨離をした。中学二年生(概念)の頃に買った、黒くて分厚い洋服を全部捨てた。売りに行くつもりだったがこのご時世だし、売るために紙袋に畳んであとは持っていくだけの状態で1年経ったし、こりゃあいつまで経っても売りになんか行かないわ、と思って捨てた。小さい頃から持っていたフィギュアやぬいぐるみも、中途半端に残していた三日坊主終いの日記帳や自作のボドゲも捨てた。がらんどうになった部屋を見て、自分は美味しいものと音楽が聴けるもの、ネットに繋がるもの、あとは鉛筆とノートとAKIRAグッズぐらいあればそれでいいんだなと気持ちよく思った。そして帰ってきた妹に泣かれた。そういえば共用部屋だった。忘れてたわけじゃないけど半年後には大学進学で地元を出ていくつもりらしいし、ぬいぐるみも埃まみれだったし思い入れとかないよね?と思ってた。ごめん。兄の断捨離、結構なモラハラだった。反省。

・最近、自分なりに料理に凝っている。感染者数がいよいよヤバくて外に出てはいけないという時、郵便ついでにスーパーにだけ足を伸ばさせてもらって、ちょっと珍しい食材とお酒を買ってきて昼からソロパーティーをしていた、という感じ。もうすぐ新学期なので暇もなくなると思うけど、楽しいのでたまーにやろうかな。こういう寂しい遊びが必要な人間は一定数存在する。そんな気がする。

・聡明なひとにようやく再会できた。部屋に入ったら首と肩の間に電話を挟みながら両手ででっかい蜂を追い出していて良かった。しかもその電話で喋ってることが「あーはい、どっかです、中国全土のどっか、そんな感じです」という、スパイの報告会なのかと思うほどのワールドワイドで更に良かった(何の電話だったのかは結局全くわからない)。レモンサワー開けるのに失敗したら「不器用?よだか、不器用?」と壮絶に煽られて良かった。スランプを愚痴ったら「お前そんなとこで蹴つまずきっぱなしになってていい人間じゃない、いい加減ダサい」とめちゃくちゃ厳しいことを言ってくれて良かった。以前僕が渡した手紙が何かしら向こうを救い出していたようで良かった。また会う。

・ビールが飲めるようになった。おいしい。

・今日を以て社会復帰2年目に突入した。一年前の今日、洗面所に新聞紙を敷き詰め、髪をばさばさと切って、必ずあの嫌いな音楽家をぶちのめしてやる、その日まで頑張る、と決めた。当然とはいえ、あれから随分色んなことがあった。作品をとにかくたくさん書いて方向性は変わり続けたし、大学で友人も、なんなら好きな人もできてしまったわけだし、SNSで喋るようになった人、喋らなくなった人というのも移ろうし、喧嘩した人とかもいたけど今はそれも悪い思い出ではなかったように思うし、服の好みもかなり変わったし。幸せな生活をさせていただいていると思う。同時に幸せな生活の中、どうあがいても孤独を気取れない生活の中で士気(何かしらまだ上を目指し続けなければいけない作家としての、というニュアンス)を保つことの難しさも痛いぐらい染み入る。そんなわけで二年目の目標は「頑として強がり続けること」です。アンハッピーに折れず、ハッピーに甘えず、いつだってちょっと攻撃的な小悪党の台詞を吐けるような、ちょっと非現実なぐらいキャラブレしない強がりになりたい。ならなきゃいけない。必要とあらば満たされていないフリを瞬時にできないといけない。それで自分さえ騙せなければいけない。埋もれるわけにはいかない。めっちゃ難しいこと言ってる気がするけど、僕やれます。やらせて下さい監督。

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