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小泉慶だな(東京2-0浦和)

まず最初に言っていい?

なんで東慶悟さん退場にならなかったの??


いや、本人の意気込みとかはわかるよ。
古株、中心選手で長年クラブ支えてきた中で中盤二列目が激戦区で、安部柊斗やスーパールーキー松木玖生さんにも序列的には抜かれているし、小泉慶まで来ちゃう危機的状況で。
そりゃアンカーが本職じゃないけどそれでもここでポジション掴んで青木拓矢が復帰前にスタメン掴んでおきたいから、めちゃくちゃ気合入ってるのはわかるんだけど、けど、あのプレーは前半のうちに退場してるから。

浦和サポ側からすれば「東にイエロー3枚出てるだろこれ」というレベル。
主審が我慢したのか何に忖度したのかわからんが、イエロー2枚目ギリギリで耐えてくれた、イエロー1.9枚は出てたレベル。
もうベテランだし「気持ちはわかる」で済まされる立場じゃないのだが。
絶対このままだと退場するから前半途中でも下げろ、って思ったけど何故か2枚目のカードが出なかったので45分プレーしてしまった謎。そして前半限りで交代(これで交代させなかったらアルベル監督の正気を疑う)。

その後はうまいこと押し込んで順当に2‐0完勝という形。
東京の勝因挙げるなら、効いてた順に以下の通り。

  1. 何故か東が退場にならなかったこと

  2. 小泉慶により中盤の守備力が相当高まったこと

  3. 久々復帰、エンリケトレヴィザンの危機察知能力が冴えわたっていたこと

  4. 相変わらずシーズン勝ち点7以上は救ってくれるヤクブ・スウォビィク

小泉慶は鹿島時代、鳥栖時代から本当に良い選手だなと思っていたのでよく東京が獲得できたなとビックリしてる。
新潟時代は凄く新潟っぽい実直でサボらないファイターという印象だったが、鹿島時代でよりグレードアップし、ボランチどころかSBからトップ下まで色々やらされてて強化版・明本考浩のような感じだったが、特に小泉慶トップ下システムで前線プレスかけまくっていく形が印象に残ってる。小泉はどこでも出来るし何でもアリだな~と感心してた記憶。
(そしてアニキと呼ばれてて鹿島の中でヒエラルキートップ層にいたっぽく、鳥栖移籍後の鹿島戦で負傷交代した時は、鹿島の選手達がアニキ小泉を心配して取り囲んでいた姿も印象的)

今日も小泉のおかげで東京の中盤の強度がかなり上がった。
松木玖生・小泉慶・安部柊斗の三枚になった場合、かなりタフな中盤が完成したし実際そのシステムでの後半は、途中投入された浦和・松崎快の実力不足もあって完全に東京が浦和を押し込む展開。

ダブルボランチになってからグッと守備も強度も増したね


一方、浦和について。
開幕前の優勝予想で浦和を候補に挙げなかったんだけど、う~んやっぱ厳しそうかな…という感想。
優勝争いに絡まないと開幕前に思った理由は以下の2点。

  • おそらくシーズン中に主力3人以上が怪我で離脱し、ベストメンバーを組むことがほとんどできないと思われること

  • Jリーグ初参戦のスコルジャ監督を招聘したことで監督ガチャであること

そして今日の試合見て、さらに一点追加。

  • 頼れるセンターFWが不足

いや、ユンカー放出したのは凄く理解できる。明らかにチームに不満露わにしてる感じだったしグロインペイン持ちで故障が多すぎてシーズン通しての計算ができないから。松尾や江坂はCFって感じではないし、松尾はそりゃチャンスあったらヨーロッパ挑戦したいよなと思うし、江坂はクラブを渡り歩く傭兵だから繋ぎとどめとくのは難しいしでこの放出もわかる。

で、フェイエノールトから獲得したオランダ人CFリンセンが今日は全然ダメだったし、また怪我をしそうなヒヤッとする場面もあったのでこれは浦和フロントがセルティックのギアクマキス獲得に注力してたのも頷ける。
最初、報道聞いた時の自分の印象は以下の通りだった。

「古橋の控え選手に移籍金6.4億円、年俸も2億円以上ってさすがに払い過ぎでは??もともと浦和とMLSアタランタが獲得レース参戦する前は、デンマークのミッティランが狙ってる程度だったのに、ここまで高額を注ぎ込む必要あるのか?」

とはいえ、今日の試合見ると確かにリンセンがシーズン二桁得点あげるのは相当厳しそうだし、これは浦和フロントが例えオーバーペイになってもギアクマキス狙いにいったのはわかるな。と理解。
東京も全然強くはなく、その東京が(運がかなりあったが)完勝ということで浦和はちょっと苦しそう。

(ワンオペで2人子守しながらTV観戦なのでいつにも増して雑な内容です)


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