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30年の絆

今日は五仏をお墓に納めた。

4個は3寸の比較的に小さなお骨壷、なので残った7寸のお骨壷が大きく見えること。

その大きな骨壷は30年前に事故で亡くなったお父様のもので、今までずっと仏壇に置いておいたそうです。

早くに亡くなったからか、娘さんがなかなかお父様とのお別れが名残惜しいようで、涙を流されていました。

私は悲しすぎるのならまだ手元に置いておいては?と言いましたが、流れる涙を拭い「納めてください」と言われました。

おそらく40代くらいの娘さんからすれば、突然の別れ今からがお互いに人間として楽しい時間を過ごせるはずだったでしょうが。

亡くなっても娘さんは父親をずっと愛して、語りかけていたんだなと感じました。

先祖供養をするご家庭は年々少なくなってきましたが、お墓は死んだ人より生きている人の為です。
心を取り戻してほしいですね。

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