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人を好きになること

私は人が異性に対して興味を持つときは、感覚的な部分で共感できる人に対してなのかなって思っていた。

少し前にパートナーと恋愛に関して話している時思ったことだけど、人を好きになる時=誰かに興味を持つ時っていうのは、段階があるのかなと思いました。

中高生の頃は外見や雰囲気や相手のもつ背景など、誰が見てもわかる人を好きになり、その後人によっては「フラれたー」とか「騙されたー」とか「浮気された」とか「相手がしつこくて鬱陶しい」とか、様々な経験を重ねると思います。
そして大人になり、社会人として様々な人との関わりの中で自分というのがどんな人間なのかを段々と把握してくると、中高生の時とは違い、恋愛対象になる相手も段々と変わってくるものだと私は思っていました。
大人として社会人になると、外見など目に見えるものだけじゃなく、目に見えない部分で相手の性格や振る舞いなどの情報を得て、その人に興味を持つようになるのかなって思っていました。

ところが、どうも人によっては今までの経験=壁になってる人も多いということを知りました。仕事などの人付き合いはエキスパートでも、プライベートでの個人での人付き合いが中高生時代と変わらない人もいるということも知りました。

私は今のパートナーと出会う前、チャンスがあれば何人かの男性とデートしました。
たとえグループで会っていた人でも、グループの時はすごく話も弾むし面白いなと思っていても2人きりになると急に話が盛り上がらなかったり、変な気遣いが発生して居心地が悪かったりすることもあります。なので付き合う前にはまず2人でデートするのが私にとっては当たり前でした。

それが、どうも外見的な部分で興味を持った人=好きな人、と思う人もいるみたいで、相手がどんな人なのかをちゃんと見ずに、盲目の恋をする人がいるということを、今のパートナーを通じて知りました。
だから誰しも気軽にデートすることが、自分をアピールするチャンスとは思っていないようで、自分にとって外見的な魅力を感じない人とは一切デートしない人もいることを知りました。もしくは、2人で会っていても、お互いを知るデートと認識してない人もいるようです。

決して悪いことではないとは思いますが、外見的な部分でお互いに魅力を感じて、それで交際に発展する可能性はよっぽどお互いの見た目がタイプじゃない限り、可能性はゼロに近いと思います。

私はフリーの時、見た目や雰囲気が絶対無理じゃない人なら、チャンスがあればデートに行きました。だけど、また2人で会いたいなって思える人は10人中1人いるかどうかの確率。
その後もし友達として仲良くしたい相手なら、誤解がないように2人で会わずに他の誰かと一緒に会うようにします。
でもそれは私だけが判断するのではなくて、相手の気持ちも大切だと思うから、そこはきちんと伝える必要がある場合もあると思います。もちろん逆のパターンも然りです。

私は自分自身の経験や、色んな人の経験談を聞いても思うのが、実際に本気で恋できる人の人数って、人生でそんなにいないのが現実だと思います。どれだけ綺麗な人でもイケメンでも、本気で恋できる相手の人数って本当に数限られてると思います。

年齢を重ねると、妻帯者も多くなり恋に発展するような出会いは減るけど、人との出会いはむしろ若い時よりも増えるから、貞操をわきまえないといけないこともあると思います。

だからといって何も行動しないのは勿体ないし、もしどこかで素敵な出会い(チャンス)があったら、私なら絶対に逃しません笑

つまり確実にどんな人にも共通して言えるのは、自分が行動しないと何にも変わらないことだと思います。それは恋愛活動を始める時も終わる時も同じなのかなと思いました。

本気で誰かを好きになれることって、すごく幸せなことなんだなぁと気づきました。

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