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[本]急に具合が悪くなる

最終章を前に、読みたくないな、終わっちゃうのが嫌だな、と思って、なかなか最後、読み進められなかった本です。
最後は、わかっちゃいるけど、号泣してしまった。

哲学者と人類学者という思想や言葉を生業としている2人が「死」というものを前にして、人と人とのつながりや、生き様について、率直に書簡というかたちで意見を交わしています。

濃密な書簡が、たった数か月に書かれているだとか、2人が出会ったのは1年足らずだったとか、そういうことは記号であり、意味のないことなのだなと、改めて思わされる、魂と魂の言葉のやり取り。ストレートな疑問に対して真摯に言葉で打ち返す、そのやり取りに引き込まれました。

人と人が関わり合うこと、日々の大切さ、当たり前のことを振り返るきっかけには十分な本です。

また何度も、読み返す本になると思います。


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