見出し画像

いろんなプロフェッショナルがあって良いと思うんだ

わたしって薬のプロなのかな。ときどき、ふと思うのです。とはいえ、「あんたなんかプロじゃないよ」なんて誰かに言われようもんなら、クワッと目を見開いて反撃しちゃえる。

「お前に何が分かる!ここに至るまで、どんだけしんどくて、理不尽で、それでもなんとかして、今日ここに居てるんだー!!」
ゼーハーと息を切らし、猛攻撃で口ゲンカを始められそう。強い気持ちで言い募れるくらい、自分の中に重ねてきた歴史があるのに、それでもなお、漠然と不安に感じてしまいます。

自信があるんだか、無いんだか。自分でも分かりません。確固たる証拠は、どこを探したって、時間無制限で求めたって、たぶん無いんだろうなー。

薬剤師も仕事の一つ一つの工程は、驚くほど単純で、繰り返しだったりします。それを毎日、毎週、毎月、毎年と何度も行う。無心でやり続けます。

途方もない未来を想像したとき、ゲンナリするんじゃなく。「まー、そうだろうなー」と受け入れ、その日も同じ仕事をする。そんな一連の流れをやってくこともまた、プロかなーって。

職場にてここんとこ、辞めちゃう人が多くて。ライフスタイルの移り変わりゆえ、致し方なしなんだけど。残された側としては、やっぱし寂しかったり、悲しかったりもします。

能力に長けることも、プロフェッショナルの必要条件だけれど。続けることもまた、同等に感じたとて良いんじゃないかな。切なくちょびっと思ったのでした。

では また

#あなたにとって 、プロフェッショナルとは?
#書く部のお題で書いてみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?