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日曜日、朝の蔦屋書店。

日曜日、朝9時21分の蔦屋書店には、お客様がたくさんいて、席も満席の状態だった。今日はイベントがあるからなのか、人混みもすごく、ゆったりと本を読みたい僕にとっては、どこか居心地の悪い空間だと感じた。

席も空いていないため、スタバで珈琲を買うのをやめ、本を立ち読みしてサッと車に戻った。

朝から蔦屋書店で過ごす。それだけで一日が充実した気持ちになる。蔦屋書店では、雑誌を見る人や、お話をする人、パソコンをカタカタする人など、様々な人がいる。この中にゆったりと、静かな空間で本を読みたいという、僕みたいな人間もきっといるはずだと感じた。そんな僕みたいな人間には是非、僕が作るお店にきてほしい。

だからこそ、オープンの時間はまだ決まってないが、土日だけでも、朝9時にはオープンしようと決めた。

平日の、蔦屋書店は、朝から席が空いていて、比較的ゆったりのんびり過ごせる。これが途端に休日になると、席に座れないほど人が集まる。

蔦屋書店は良い場所だ。僕も好き。だけど、勉強をする人と本を読む人が共同するスペースがあれば尚良いなと思う。そんなわがままは通用しないのだけど。

だからこそ、僕がお店を作る意味がある。僕が作りたいと思う理由となる。本を読む人にも、静かな空間で読みたいと思う人と、多少、人の声が聞こえるくらいが集中して読める人もいる。

僕は、どちらかというと後者で、静かすぎるとどこか緊張してしまうような感覚がある。ただ、隣との席の間隔があまりにも近かったり、赤ちゃんが泣いている声(赤ちゃんに罪はない)が響き渡ると、読書を遮られる感覚がある。

なので、適度な音と、ゆったりとした距離感、そして、店員さんの目が離れた場所こそが、最大の読書スポットだと思うのだ。

人混みが苦手な僕は、人混みで本を読むというだけで、どこか心がザワザワする。過ごし方が皆一緒であればいいのだが、目の前に座っている二人組が楽しそうに会話をしていると、どこか視線が気になる。きっと僕のことなんて見てないのだが。

繊細な人間なのかは分からないが、本を読むというシーンだけは、繊細な気持ちになる。それほど読書は集中して、リラックスして読みたいのだと思う。

本を読むという行為は、素晴らしき行為で、それは、軽い気持ちで本は読めないからだ。身体はリラックスしていて、ゆったりとした環境で、他人の目を気にせず、時間にも追われない。全てにおいて、焦りや緊張感もなく、ただ目の前の文字と向き合う至高の時間が読書だと思う。

どうか、安心安全の本を読むという素晴らしきひとときを作れますように。お店のオープンまで、精一杯頑張ります。ではまた。

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