失恋

失恋した。

2022.01.08
新年早々どういうことだ。

相手はバイト先の社員で、4歳年上の男性。
2ヶ月ももたなかった、58日間のお付き合い。
お別れしてから1週間ほど経ったが今までの失恋に比べたら余裕である。
食欲もあって食べすぎているくらいだ。(過去の失恋で4日ほど何も喉をとおらなかった。)

今回は収まらない怒りと反省点について記していこうと思う。
私を怒らせるとめんどくさいのだ。

と、上の文章を書いたのは1週間前で、今となってはもう怒りも収まってしまった。
そして、都合のいい脳みそをしているので大抵のムカつくことは忘れてしまった。
こんなことになるとわかっていれば、忘れぬうちにありとあらゆる怒りをここに記しておけばよかった。否、わかっていたがめんどくさいという気持ちが勝ったのだ。
所詮はそれほどの怒りだったということだ。


しかし、失恋などこれから先何度経験できるかも分からないし、折角なので思い出せることだけでも書いておこうと思う。

私が彼と出会ったのはちょうど一年ほど前のこと。
出会った当初はよく分からない人なので少し苦手だった。
私の野菜の切り方に口うるさく文句を言ってきた時は非常に気分を害された。

しかし、接していくうちに彼の面白さや楽しさに惹かれた。
それまでの過程は色々ありつつ、まあ彼が軽薄人間であることは知っていて、彼の誕生日の次の日、ディズニーランドに行った帰りに付き合った。

彼と一緒にいるのはとても楽しく、ずっと笑っていられた気がする。
しかし、ずっと一緒にいたいだの、そばにいられて幸せだの、そのような気持ちはあまりなかった。

彼に、彼のどこがいいのかと問われた時は「一緒にいて楽しいところ」としか答えられなかった。
彼はきっと嘘が得意だったが、私は嘘が苦手で思っていないことは口にできなかったのだ。
今思えば、私のそういう態度の積み重ねが彼にとっての不満になっていったのかもしれない。
しかし、私は思う。「一緒にいて楽しい」という気持ちだけで一緒にいるのはダメなことなのだろうか。
恋愛とは周りが見えず、なりふり構わず人のことを想わなければいけないものなのだろうか、と。
私は私なりに彼との楽しい日々を過ごせていた。(付き合って最初の20日くらいだけ)

そんな彼にフラれた理由は「仕事が忙しい」
圧倒的元カノ面をしてしまって申し訳ないが、彼は絶対に私と別れるための理由を必死に考えた。そういう人なのだ。
一緒にいて疲れたとか、どうせそういう理由なのに、正直に言えばいいのに、言わないのだ。

こんなに豪快に沢山笑って、相手のことを考えられて、可愛くて、優しくて、素直で、ピュアな女
探してもなかなか見つからないだろうに、、彼は本当に可哀想な男だと思う。

今の私は次の彼氏が欲しいとか、そういう気持ちは無い。しかし、なるべく沢山の男の子と知り合って沢山お話したいとは思う。
…半分冗談だが半分真剣だ。

久しぶりにnoteを書いて文章を書く楽しさを思い出した。上手いとは言えない文章だが、創作意欲に変わったということは、失恋も悪くないなと感じる。

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