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沖縄の伝統工芸琉球ガラス ー吹きガラス体験ー

こんにちは!クリエイティブ部の砂田です!
始まりの季節でもある4月!早くももう中旬。。。!皆様いかがお過ごしでしょうか?
花粉が多い季節でもあるこの時期は花粉症の私にとってはツラい季節です。。


さて、突然ですがこの間私は「沖縄」に行ってきました。
この時期の沖縄の温度はちょうどいいですよね〜!
そこで今回は沖縄の伝統工芸品とも言われている琉球ガラスを「てぃだ工房」さんのお店で手作り体験してきましたので、そのご紹介をしていこうかと思います!

「琉球ガラス」と言えばガラスに残されている気泡が最大の特徴的部分だと思います。気泡ができるのは再生ガラスを使用して制作する場合、
ラベルなどの不純物が残りやすいため必然的に気泡が入りやすくなります。ですがその気泡も味が出て魅力的なものですよね!

そして様々な色を使われていますが実は色にも意味が込められていることを皆さんはご存知でしたでしょうか?
例えば「赤」は「太陽」を表現しており、幸福・健康・願いを実現してくれるといわれています。
また「緑」は沖縄の豊かな「大地」を表します。その雄大な緑色の「大地」から、平和や生命力、安定への想いが込められているなど他にも様々な色があります。


制作方法は大きく分けて「宙吹き法」「型吹き法」の2種類あります。
「宙吹き法」は、高温で溶けたガラスを吹き竿(鉄パイプ)の先に巻き取り、吹き竿に息を吹き込みながら形を生成していくという技法で吹き込む息の量や勢いによって、形や大きさを自由に変えることが出来る、
まさに職人ならではの技法です。
そして「型吹き法」は、熱して柔らかくなったガラスを吹き竿につけ、あらかじめくりぬいておいた金型や木型や石型の中に差し込み、その状態で竿に息を吹き込み成型する方法です。型があるため、同じ形のものをたくさん作ることができるのが特徴的な技法です。

その中で今回私が体験したのは「宙吹き法」でした!

作業工程は
1、ガラスを竿に巻き取る
2、筒型の形をしているリンで形を整える

3、竿に息を吹き込みガラスを膨らませます。

4、ガラスの底の形を整えて、ガラスが柔らかいうちに口を広げる


そして出来上がったのがこちらです!


少し歪な形ですが初めてにしては割と綺麗にできたのでは。。?と思います。
実際に体験してみて、溶かしたガラスは少し手を止めるだけて垂れてきてしまう程とても柔らかいので、ガラスを膨らます時も回しながらなので
口がもっていかれそうと内心焦りながらっていました。。笑

いかがでしたでしょうか?
力加減など少しでも違うだけで形が変わってしまうので本当に一つ一つが繊細な作業なのだど実際に体験してみて実感しました。
また同じ色で作っても全く同じ仕上がりではなくその時々によって変わるので奥深い物だなと思いました。皆様もぜひ体験してみてはいかがでしょうか?

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