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好きな銀色のパッケージについて

こんにちは。クリエイティブ部の相河です。
今回はアサヒ スーパードライ がフルリニューアルデザインされるとの記事が気になりましたのでそちらのご紹介をいたします。

『アサヒスーパードライ』発売以来36年目で初となるフルリニューアル
中味・パッケージ・コミュニケーションを一新し“新スーパードライ”を訴求

36年前のスーパードライ が開発された経緯を見てみると、日本人の口に合うビールをコンセプトに、当時は無かった、キレとコクを訴求し、他社ブランドも含めたドライ(辛口ビール)戦争の火付け役にもなった言わずと知れたロングセラー製品となります。当時の主流だった欧風ビールテイストから、日本食卓の喫食シーンと日本人の口に合うビールをコンセプトに、当時は無かった「キレとコク」を訴求し、他社ブランドも含めたドライ(辛口ビール)戦争の火付け役にもなった言わずと知れたロングセラー製品となります。

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出典:アサヒホールディングスサイトより

パッケージデザインはアルミ缶のシルバー地を活かし、日本広告界の重鎮とも言える永井一正さんがディレクションされた「Asahi」CIロゴを大きく配置した当時では斬新なデザイン。何よりも根っからのスーパードライ派であった両親からの影響も大きく、30年以上前の幼少期から毎晩食卓に並んでいた事もあり、子供ながらにも身近にあった銀色のパッケージデザインだったと記憶しております。

そして、もれなく「酒好きDNA」を受け継いでしまった現在においても「好きなビールといえば?」に対してパッケージや味ともに「スーパードライ 」となっております。

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そんな製品が2月中旬からの製造切り替えで、パッケージのフルリニューアルに加えて、テイストも変更になったとの事で、是非とも飲んでみたかったのですが、残念ながら本記事を書いているタイミングではまだ店頭に売っていませんでした。

パッケージデザインの変更部分としては、シルバー時とアサヒロゴを大きく配置した従来のアイデンティティーを維持しつつも、麦イラストの表現や下地の処理などを削除したシンプルな処理に変更した上に、「SUPER DRY」の商品名をよりひとまわり大きくした事による視認性を上げている様にとれました。

キリン、サッポロ、サントリーの各社主戦ビール製品は割と多い頻度でフルリニューアルされてきた中でのアサヒの36年ぶりのフルリニューアルデザインと紹介した「スーパードライ」ですが、昨今の若者のビール離れやお酒に対する健康志向の変化等もあり、ビールが売れない時代が続いておりますが、これまでの慣れ親しんだ製品の味や顔を変化させる事は企業としても非常にリスクもある販売戦略だと思い、我々消費者にとっても賛否両論は当然あるかと思いますが、今回の変化がどのような効果になっていくのかが個人的には興味があります。

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最後に北京オリンピック2022も後半戦ですね。
日本人選手達の連日の活躍には、興奮と感動を覚えております!
やはりオリンピックを観ながら飲むビールほど旨いものはないですね(笑)
ついつい飲み過ぎには気をつけなければ、、、
がんばれ!ニッポン!

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