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原田治展 「かわいい」の秘密

こんにちは。クリエイティブ部の八杉です!

みなさまいかがお過ごしでしょうか、ちょっとずつ涼しくなってきましたね。秋服が出てきて、今年は何の秋アイテムを買おうか探しているところです。。

さて、私は今回原田治展の「かわいい」の発見に行ってきました。

色合いとイラストのタッチが好きで
また子どもの表情が可愛くて見ていて癒されます。
そして今回の展示では原田さんのイラストのかわいさを知ることができました。

原田治さんのイラストといえば、1番見たことがあるのは、ミスタードーナツのキャラクターかと思います。
お皿やマグカップなどに男の子と女の子のイラストが展開されているのが1番印象的です。

原田治さんは雑誌「an・an」のイラストレーターとしてデビューし、BRUTUSの表紙、プリッツのパッケージ、カルビーのポテトチップスのキャラクターなどデザインされていました。

そして原田さんのイラストに全て共通しているものが、「可愛い」の表現方法は明るく、屈託が無く、健康的な表情であること。
そこに5%ほどの淋しさと切なさを隠し味のように加味する。

100%の中の5%がさみしい、切ないという表情が入っていると書いてありました。この5%が親しみやすい印象を受けるんだなと感じました。。

また、プリッツのラフ段階の状態も展示されていました。
原田さんがデザイン会社に書いた修正も見ることができ、手の見える部分や服のイメージなど細かいところまで修正が入っていることが分かります。

そして出来上がったのは、こちらです!

食べちゃお〜!みたいな表情がかわいい。笑
また、こちらはポテトチップスのポテトのキャラクターです。

やっぱこれが一番!的なポーズをしているのですが、
目線だけ横を向いていて、この目線を外してるのも、5%の隠し味なのかなと感じました。

他にもECCジュニアや大和銀行の通帳などいろんな商品やお店のアイテムがありました。
どれも色合いがPOPで明るく、顔や体の曲線がなんとも可愛いです。。

雑誌の表紙のCMYKの色分けの指示書も展示されていました。
今は簡単にパソコン上で色を変えたりできますが、このように一つ一つ手書きで色の指定をしていたんだと分かり、しばらくこの展示の前で立ち止まってました。。。

こちらは原田さんが実際に使っていたアトリエの写真です。
印象に残ったのが、真ん中の角のデスクスペースの写真です。
ここは絵を描く場所じゃなく、日記を書いたり本を読んだり、息抜きする場所のように見えました、、

最後のブースには今までのOSAMU GOODSが壁一面に綺麗に展示されていました。トートバッグ、スウェット、タペストリー、エプロン、食器など一面で見ることができ、とても楽しかったです!
また、アメリカンっぽい雰囲気やフランスの雰囲気の場所に分かれており、
雰囲気によって配色やデザインもガラッと変わっていて、より楽しめました。

シンプルなイラストの中には、丁寧な細かいこだわりがいっぱい詰まっているんだと感じました。。!
またデザインの見方が変わった気がします。

皆様も良き秋ライフをお過ごしください。
それではまた〜。

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