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お土産屋の売場に注目してみる

どうも、プロデュース部の松本です。
暑さが増し、段々と蝉の声が聞こえはじめてきて夏も本番になってきましたね。

夏といえば、お盆や夏休みで遠出や帰省などもされる方が出てくるかと思います。
私も、少し前ではありますが親戚と顔を合わせる機会があり、地方の方へ行きました。
最近はコロナの感染者数の勢いが再び増してきているのでなかなか予定が思い通りに…とはいかなくなりそうなのが残念ですが。

さて、地方ならではの店頭といえば、お土産物屋さんがあるかと思います。
職業病なのか、売場とあれば意識せずともついつい注目して見てしまいます。
…というのも、弊社では主にドラッグストアをはじめとした店頭販促物を手がけていることもあって、
売場という現場があれば、自然とアンテナを張ってしまいます。
お土産屋さんは賑やかな売場も多く、それぞれの地方の特色が色濃く出ているので、見応えがあって個人的に大好きです。

そこで今回は(過去のものも含めて)特に気になったお土産屋さんの売場を紹介したいなと思います。
写真で地方のお土産屋さん店頭巡りができればと思います。


まずはこちら。沖縄に行った時に撮ったものです。
お土産菓子のパイナップルフィナンシェのコーナー。

イエローとホワイトのボーダーに、パイナップルの写真と
とにかく「ぱ」の文字が印象的。遠くからでも目を惹くインパクト大のコーナーです。
商品の顔となるパッケージも、とても店頭映えするデザインだと感じられます。
お土産屋では実に多種多様のお菓子が並んでいますが、
その中でもまったく埋もれず、1、2番目には目立ってたんではないかなと思います。
店頭では一瞬一秒で興味を引かなければならない中で、しっかり興味をひいていると思います。


並んでいることの効果といえばこちらの売場も印象的でした。
京都にある金平糖のお店。

瓶に入った金平糖そのものが、美しいパッケージとしての役割を果たしています。
商品単体でも可愛いのですが、色とりどりのパッケージが整然とたくさんの種類が並んでいる様は、
カラフルでとても美しかったです。とても雅です。
売場全体で並べ方に凝っていて、お店全体が1つの作品のような美しさがありました。


こちらはフロア什器の例です。
ご当地キットカット。栃木で撮ったものです。

よく見ると番傘部分が全国各地のキットカットになっていて面白いです。
栃木で売っていたのは苺味のキットカットでした。
番傘はもちろんですが、什器自体も和紙や桜など日本らしさの感じられる要素が見受けられます。
什器そのものがコーナーとして機能するのがやはり強いなと感じます。
フロア什器を取り入れることで、棚に並んでいる他商品とは、注目の点で差をつけられるポイントであるなと思います。


ぜひお盆の帰省などの際は、店頭も注目してみてはいかがでしょうか?
普段見ないお店や商品は、見ているだけでとても楽しいものです。
さらに面白いなと思ったり、惹かれるものがあれば「なぜなのか」を考えてみるのも楽しいものですよ。
それでは良い夏をお過ごしくださいませ

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