字が小さい…

上の画像は、日本タイポグラフィ協会が発行している「T
誌」と呼ばれている会報。
私がこの団体の会員だったのは1982年から４年間ほど。
退会してからは、殆どこの誌面を目にすることもなく過ごしてきたが、今年の1月に亡くなった工藤強勝氏をこの号で特集したというので購入したのだ。
以前は郵便局から送金しなければ入手できず不便だったが、最近ネット注文が可能になり、いくらか入手しやすくなった。

ひさしぶりに開いた誌面を見て「字が小さい〜」と感じた。
これだけで読む気が減少…。
日本タイポグラフィ協会の会員ってみんな視力がいいのかな…。
文字が小さい方が、カッコいいと思ってるデザイナーも多いよね…。
どんなに良い情報が書かれていても、この文字サイズでは白内障が進行中の私は、なかなか読む気にならないな…。

パソコンやスマホの画面は、自分の視力に合わせて文字の大きさを調節できる。
しかし印刷物はそうはいかない。
小さな文字で組まれた誌面は、虫眼鏡とかハズキルーペなどが必要になる。
情報をしっかり読んで欲しいと考える新聞は、昔に比べれば文字が大きく読みやすくなっている。
この会報は、幅広い読者層を対象にしていないのかな…。
久しぶりに「T誌」を手にして、そんなことを感じてしまった…。

↓左側が新聞の紙面、右がこの会報の誌面。

この小さな文字を目で追っていくには
かなりのエネルギーが必要だった…