見出し画像

サイボーグ化、その後

雨降りの暗い朝…。

白内障の手術(水晶体再建術)をしてから、ひと月が過ぎた。
眼内レンズに最新の多焦点の製品を選んだことで、遠くも近くも見えるようになり、術後すぐの時には読めなかった新聞の本文も最近は読めるようになってきて、とりあえず日常生活でメガネは必要なくなった。

しかし、特殊な環境では少し問題がある…。
就寝前にベッドで1時間ほど読書する私の習慣…。
そのとき、本の文字が読みにくいのだ。

多焦点の眼内レンズは、暗い場所が苦手なのかもしれない。
ということで、読書用の電気スタンドを変えてみた。
これまでのものより照度が高い、仕事机で使っているものに替えたが効果なし…。
次は、むかし使っていた「文字が見やすい」という謳い文句の製品を物置から探し出して使ってみたが、これも効果はなかった…。

わたしの眼内レンズの最短焦点距離は40cmと案内書に記されている。
ベッドでの読書でその距離は維持できない…。
試しにカミさんの老眼鏡を使ってみたら、文字が黒くはっきりと良く見えるではないか…。

ベッドで読書するときだけ老眼鏡を使うか…。
術後の視力が安定するのには1ヶ月以上かかるらしい。
もうすこし我慢してみるか、老眼鏡を用意してベッドでの読書を楽しむか…。
いま真剣に悩んでいるところ…(きのう安物の老眼鏡を買ってみた)。

シランの花

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?