見出し画像

オーディオブック傾聴録72(持続可能な資本主義)

画像1

4時間45分(紙本239ページ−ディスカヴァートゥエンティワン2017年刊)。
著者 新井 和宏、ナレーター 芹川 晴夫。

✏️参考リンク


(ナレーター経歴不明💦)

✏️“withコロナ”や“アフターコロナ”における世界経済の見通しや世界各地の混乱で、再び囁かれる「グローバル資本主義限界説」。今回は『持続可能な資本主義』がテーマ。


独学ノート📝

『持続可能な資本主義』 新井 和宏 著
ディスカヴァートゥエンティワン 刊

はじめに 世界中で資本主義が息切れしている

▪️「いい会社」に投資する金融が、日本一をとる時代
▪️「無理な拡大はしない」世界を驚かせたトヨタの宣言
▪️効率至上主義のその先へ

✏️参考リンク

第1章 資本主義に永続性はない−人と社会を犠牲にする

▪️資本主義は「わかっちゃいるけどやめられない」
▪️「リターン=お金」という呪縛
▪️リーマン・ショックは必然だった
▪️顔の見えない相手に何兆円も投資していた外資系運用会社時代
▪️価値観を根底から覆す「いい会社」との出会い
▪️「リターン=資産の形成×社会の形成×心の形成」への書き換え
▪️資本主義の鉄則「フローの最大化」は本当に正しいのか?
▪️「社会を壊すほど儲かる」というジレンマ
▪️「社会にいいことをしている会社」に大企業しか選ばれないわけ
▪️「いい会社」は数値化できない
▪️大切なのは数字ではなく主観的信頼
▪️投資家と投資先を会わせるという異例の試み
▪️鎌倉投信が「直販」にこだわり続ける理由
▪️信頼するから、予測しない

✏️参考リンク

第2章 効率至上主義の代案としての「新日本的経営」

▪️お金をリターンとすると「三方よし」は成立しない
▪️「数学にできないもの」を見て融資していた昔の銀行
▪️貸し剥がしで失われた、お金より大切なもの
▪️日本企業はグローバリゼーションへ「過剰適応」してしまった
▪️アメリカ流コーポレート・ガバナンスは正しいのか
▪️ROE至上主義に日本は反省すべき
▪️株主偏重への「反省」としてのCSV
▪️CSRとCSVは何が違うのか
▪️客観的基準が「無責任体質」をもたらす
▪️「三方よし」から時代に合わせた「八方よし」へ
▪️地球の「ゴーイング・コンサーン」
▪️「利益相反」から「利益分配」の関係へ
▪️「八方よし」の究極の姿としての「ファン経済」
▪️ファンは「いい試合をしたか」を見ている
▪️応援される企業は本業を「拡大解釈」する

✏️参考リンク

第3章 現場を訪ねてはじめてわかった、「いい会社」が大切にしていること


▪️八方よしの経営は決して夢物語ではない
▪️八方よし その1 「社員よし」の経営
▪️八方よし その2 「取引先・債権者よし」の経営
▪️八方よし その3 「株主よし」の経営
▪️八方よし その4 「顧客よし」の経営
▪️八方よし その5 「地域よし」の経営
▪️八方よし その6 「社会よし」の経営
▪️八方よし その7 「国よし」の経営
▪️八方よし その8「経営者よし」の経営

✏️参考リンク

✏️著者が「八方よし」の代表として本書で紹介する企業

第4章 金融だから生み出せる信頼のレバレッジ

▪️お金の暴走を止めるだけでは本質的な解決にはならない
▪️レバレッジをかけるべきは、お金ではなく信頼
▪️「いい会社」の生態系をつくり、社会的価値を最大化する
▪️ベンチャーを短期上場の圧力から守るために
▪️主観だから生まれる「見えない格付け」

✏️参考リンク

終章 資本主義の未来は「個人」がつくる

▪️なぜ、サイボウズは利益を出さないと公言するのか?
▪️企業が社会をつくる時代へ
▪️企業の社会性が高まるなか、NPOはいまのままではいられない
▪️なぜ、アメリカのNPOは職員に一千万円の年収を支払うのか?
▪️日本のNPOに「付加価値の見える化」を
▪️NPOには「モノサシ」が足りない
▪️経済成長は持続可能なのか?
▪️経営者はもう資本主義の限界を察知している
▪️日本の暮らしに根付く「見えざる資産」
▪️資本主義の「主権」はいつだって消費者にある
▪️「個人の応援」が社会を変える

✏️参考リンク

おわりに もう一度、「自然」な資本主義へ

▪️未来の子どもたちに素晴らしい22世紀を残そう

✏️参考リンク


あとがき(独学ノート📝)
本書は『もう資本主義はダメ🙅‍♀️🙅‍♂️だあ〜』という内容ではなくて、一言でいえば「日本的経営2.0」を軸に日本の社会🇯🇵を再興しつつ、きびしい時代を乗り切ろうーと。個人的に、“古き良き”時代の金融機関が日本にまだあった驚きと、「企業」の変革期待よりも起業(ベンチャー=若者)を応援できる国を目指してほしいなぁ・・・と。なぜなら22世紀(未来)は紛れもなく彼・彼女らがつくっていくものだから・・・。✍️


−おまけ−
(地域に根付いた老舗は日本🇯🇵の独壇場🏆)






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?