読書感想譚4(感情)
著者ディラン・エヴァンズ、訳 解説 遠藤 利彦。
211ページ(岩波書店2005/12/22刊)。
参考リンク(著者・訳 解説)
✏️前回、感想譚で切り分けて考察したものの一つ「感情論」。
これもお約束の辞書をまず引くとー。
理性によってではなく、感情によってなされる議論。−デジタル大辞泉
広義の感情についての理論的な考察。(以下省略)−世界大百科辞典 第2版
とある。
その「感情論」のベースとなっている『感情』そのものが今回のテーマ。
独学ノート📝
『感情(<1冊でわかる>シリーズ)』
ディラン・エヴァンズ 著
遠藤 利彦・訳 解説
岩波書店
謝辞
まえがき
目次
1 普遍言語
✏️参考リンク
↓「情動的知性の発達を捉える枠組みの検討」久保 ゆかり(東洋大学社会学部)
2 なぜスポックは進化できそうにないのか?
✏️参考リンク
3 幸福への近道
✏️参考リンク
↓「幸福のパラドクス:アダム・スミスの幸福論」竹本 洋(経済学研究)
4 頭と心
✏️参考リンク
5 泣いたコンピューター
✏️参考リンク
あとがきーー情動には情動なりの固有の理性がある
解説 情動の普遍性と合理性をめぐって(遠藤利彦)
日本語で読める情動に関する書籍(遠藤利彦)
読書案内
出 典
✏️参考リンク
あとがき(独学ノート📝)
本書でも度々指摘されてるように「感情」が生み出す「情動」は、それ自体「人」にとって有用でなくてはならないものである。むしろないとたぶん「人」は絶滅していただろうーと。
そこで問題になるのは、現在の「社会」と「人」にとってどうなのか?ーという”問い“だろう。うーむ。🤔
−おまけ(「感情」のさらなる探求と次回予告)−
今回のテーマ「感情」の先には、、、
がある。もうひとつが「進化心理学」なのだけれどこちらはただ今選書中・・・。いずれ感想譚で登場予定。
次回は前回で考察したもう一つの可能性「しろうと理論」の予定です。
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