投稿26日目 「ポジティブ思考の罠」

ポジティブ思考の欠点について書こうと思います。

ポジティブ思考は、常に前向きで、明るく、良い人生を過ごすためには必要なものというイメージを私は持っています。しかし、ポジティブも過ぎると良くない。失敗した時やミスしてしまった時、つまりネガティブなときに、無理やり「ポジティブにならなくては」と思うと。自分の心に負担がかかる。

心はネガティブなのに、ポジティブにならないといけない、そのギャップがしんどい。それが続くと、心が疲れてきて。自分が嫌いになる。なんで、自分はポジティブになれないんだろう。どうして、うまくできないんだろうと自分を責めすぎてしまう。

できない自分、ネガティブな自分も、大事な自分の一部だから、そのまま大事にすればいいんだけどなかなか難しい。

ポジティブ思考ってなんで持つのか。自分が楽しく毎日過ごして、努力して成長するのが楽しいから。意識高く、生きているんだという充実感を味わいたいから。みんなに必要とされて、自分の居場所が欲しいから。だからポジティブ思考に私はなりたい。でも、自分を愛していなかったら、周りの人から大事には思われない。「私なんて全然です」「いやいや、私なんてまだまだです」そういった口癖を持つ人と関わりたいだろうか。せっかく、私がいいなと思ったその思いを、「いやいや、そんなことないです」と否定されたらどうだろうか。それが続いたら、褒めたり、いいねっていうのやめようって思いませんか。

ちゃんと人に愛されるには、まず自分が自分自身をしっかり愛すること、できる自分も、できない自分も等しく愛すること、大事にすること。

だから、無理にポジティブにならなくていい。ダメな自分を切り捨てなくていい。ただ、受け入れて、大事にして、ダメな自分の声を聞いて、その上でどうしたいのかを考えて行動しよう。あなたは素晴らしい人だ。人のためを思って、自分を犠牲にして頑張れてしまう人だ。そんな素晴らしい人間を、まずあなたが認めてあげよう。あなたはかけがえのない人だ。それは疑いようがない。

だから、自分を傷つけたりせず、無理に振る舞ったりせず、内なる自分を大事にして、その後、周りの人を大事にすればいい。


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