なぜ『挑戦する学校』なのか

0.【冒頭】

挑戦する学校という学校名をつけたのには明確な理由があります。

それは、1年間の社会科授業を通して

①全ての生徒に挑戦できる人になってほしい
②教室全体が挑戦するエネルギーに満ち溢れてほしい

からです。

1.【そもそもなぜ一般の学校では挑戦できないのか】

それは、学校には「正解レール」があるからです。

正解レールとは
・テストでいい点をとる
・有名大学に受かる
・学校指定の服装を着る
・先生のいうことを聞く

学校にはこういう正解があり、
この正解を答えた生徒は、優秀な生徒
答えられない生徒は、変わり者

と判定されます。
そして、変わり者と判定された生徒は
「しっかりと正解レールに乗りなさい」と指示されます。
指示された生徒は息苦しくなり、学校から離脱したり、
自ら命を絶ったりしてしまいます。
このような生徒の他にも、隠れながらにも息苦しさを感じている
生徒も多いはずです。そのような生徒は何をやっても「どうせ否定される」
と脳が勝手に判断し、挑戦できなくなります。
そして、人から指示されたこと、客観的な根拠があることだけをこなす人間に
なっていきます。

もちろん、「正解レール」にはある程度の論理的根拠があります。
それに従っておけば、安心安全です。
人から馬鹿にされたり、将来困ることも少なくなるでしょう。

一方で、本当にこれだけが「正解」なのでしょうか?

私の考えはNOです。
そもそも「正解などない」というのが私の考えです。

大学にいっていなくても、幸せな人はいっぱいいます。
髪の毛が奇抜でも、楽しく生きている人はいっぱいいます。

生徒がどんな格好をしようが、どんな進路を選ぼうが生徒の自由です。
全ての生徒の全ての挑戦は尊重されるべきです。

2.【どうすれば挑戦できるようになるのか】

それは、全ての挑戦に「いいね👍ボタンをもらう」ことです。

どんな発言、行動でも「それいいね」「それもあるかもしれないね」
と言ってあげるのが自己肯定感の向上につながります。
そういった経験がどんなことにでも失敗を恐れず、挑戦し続ける人間になっていきます。
令和の時代、そうそうの失敗では「人生が終わる」なんてことはありません。
たとえ失敗したとしても、そこからどう成功に持っていくかの方がよっぽど大切だと思います。
むしろ、失敗すらほとんどないのかもしれません。
だからまず、一歩踏み出して挑戦してみる。それから自分なりに修正していく。

それでもいいのではないでしょうか?

3.【挑戦する学校では】

・『挑戦する学校』では、全ての生徒の挑戦を尊重する
 を理念としています。
 その理念は、私講師だけのものではなく、全ての生徒にもってもらいます。

・グループワークや、意見文を書く練習をおこないますが、
 それが生徒自身が見つけた答えならどんなものでも構いません。
 まず自分の意見をもつことは本当に素晴らしいことです。
 その答えを生徒がより良いものへとブラッシュアップできるような
 サポートを講師がおこないます。

・その際、講師は「正解」を教えません。
 生徒自身の「答え」が見つかるようにサポートするだけです。 

・当学校では、
 どんなことにも恐れず挑戦できる、
 そんな素敵な人になってほしいと願っております。

 入学をお待ちしております。

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