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調査会社としても思う衛星データ活用

6月30日にJAXAのH3ロケット3号機が打ち上げられる予定です。
昨年3月に発射された試験機1号機は失敗に終わりましたが、今年2月の試験機2号機の打ち上げは成功。
今回の3号機には、先進レーダー衛星の「だいち4号」が搭載されます。
「だいち4号」は、現在地球を回っている地球観測衛星の「だいち2号」の性能を向上させた、世界最高レベルの解像度と観測域を誇る人工衛星で、自然災害の予測や被害の軽減、農業や森林管理、都市計画など、さまざまな分野での応用が期待されます。
また「だいち4号」は、衛星自身のアンテナから電波を送り反射された情報から地球表面を把握し、電波は雲や雨も通り抜けることから、従来のカメラでは撮影できなかった夜や雨の日でも観測できるそうです。
海外では民間企業のロケットにより人工衛星がどんどん宇宙空間へ投入されており、衛星データを企業や個人が手軽に活用できる時代が到来しつつあります。
当社の企業信用調査や採用調査(バックグラウンドチェック)においても、衛星データの活用などもぜひ視野に入れていきたいところです。

30日はロケット打ち上げ成功を願い、固唾を飲んで見守りたいと思います。

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