恋人よ
恋人よ あなたにはもう何年も逢えていなかったけど
恋人よ わたしが辛いとき、いつも寄り添ってくれた
逢えずとも、電話でメールで何時間でもわたしの気が済むまで。
恋人よ あなたはわたしと離れている間に他のひとと結ばれ子供も出来た
恋人よ わたしにもパートナーができ2人の子を産んだ
それでもわたしが恋人と呼べるのはあなただけでした。
恋人よ やがてあなたは離婚して
恋人よ そしてわたしもパートナーと別れた
あなたと今度、食事をするという約束をしながらなかなか実現出来ずにいました。
恋人よ それはわたしが患った病のせいであるし
恋人よ そのあとであなたが侵された病魔の仕業でもある
今、ようやくあなたの目の前に立てた。
でもあなたはもう、瞳にわたしの姿を映すことは二度とない。
恋人よ 今日は空が澄みわたっています
恋人よ これなら迷わず旅立てますね
わたしに出来ることは、あなたとの想い出を頭の中で繰り返し再生させることだけ。
恋人よ あなたは今、ひとつの悔いもなかったかのように安らかな表情をしています
恋人よ わたしは今、そんなあなたの顔を見ながら身体中の水分を絞り出すかのように涙を流し続けています
先にそちらの世界を探索しておいてください。
それで、わたしがそちらへ行ったら
あなたのその声で、わたしを案内してくださいね。
それまでは、わたしがあなたの分まで
こちらの世界を生き抜いてみせますから。
それではひとまずさようなら。
わたしの大切な恋人よ。
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