見出し画像

毎日がエブリデイ!ひなあいまつりがフェスティバル!!まなふぃーばー!!!

今週も『日向坂で会いましょう』おもしろかったですね。

今週はエピソードトークのちょうどいい盛り具合を勉強する「高瀬愛奈のそれは盛ってるで!」企画。メンバーだからこそ知りえるあるあるネタがたくさん飛びかった。

さあさあ、まなふぃのターンだ。
世界一やりたい授業企画や生配信などで日向坂ファンに静かな衝撃をたしかに与えつづけ、その存在感を知らしめてきたまなふぃこと高瀬愛奈さんにスポットライトをあてた当企画。まなふぃを推す全ての人間は今日という日を待ちわびたのではないだろうか。ちなみにわたしもそのひとり。

だけど心配だった。
ひらがな楽曲運動会やニブモネアなど過去にもメンバーが銘打たれた企画がいくつかあったものの、印象をのこすのは別メンバーだったりしていたので、まなふぃもスポットが当たりきらないまま終わってしまうのではないか、気がかりだった。だがしかし、わたしの心配の種はそこではない。

この企画は番組内で生まれた「盛ってるで!」をピックアップしているので、まなふぃ役割はツッコミである。これほど求められるオーダーがあるのだろうか。いままでにひなあいで登場したどんなお題よりもむずかしく厳しい。番組企画の全容がわからないなかで、それほど期待や信頼をよせられるまなふぃが不安でもありうれしくもあった。しかしそんな心配は杞憂に終わることになる。

放送では「盛ってるで!」のツッコミ役は若林さんに割り振られ、話題にあがった高本さんやまなふぃは終始いじられ役に徹し、かなり”おいしい”ことになっていた。今回の企画はメンバーにかぎらずMCの芸人さんにしても、以前影山さんが憂慮していたように「誰かを傷つける」ことになる可能性もはらんでいた。しかし、結果としてそうはならなかったのは総合すると、仲が良いからというところに落ちついていく。

この番組の良さは賑やさにある。同じ坂道グループの『乃木坂工事中』『そこ曲がったら櫻坂?』と見くらべても、手を叩いて笑ったりガヤを入れたり誰かのジェスチャーを真似したり『日向坂で会いましょう』はとくに人間がよく動いて音が止まない。おまつり騒ぎのような賑やかさは「なんか楽しそうだな」という印象をわたしたちに与える。

頭にお面をつけて金魚片手にホクホク帰る人びとは、道すがら見かける掲示板のお知らせを見ただけで来週のお祭りを楽しみにしてしまうといった有り様だ。

端的に言えば、番組の雰囲気がとてもいいのだ。

とはいえ、お祭りがいくら楽しそうでも出店がショボければせっかくの気分が台無しになってしまう。今回もいつものように座っておしゃべりがメインの番組構成となっていたが、メンバーみんな気合が入っていたように感じた。話題にあがったのは高本さんとまなふぃの2人だったが、今回の主役であるまなふぃの出番では特段の盛り上がりを見せた。日向坂新聞でも加藤史帆さんが「高瀬愛奈が活躍するところが見たい」とコメントしておりその想いは日向坂全体に広まっているようで、放送後更新されたまなふぃのブログからもわかるように、メンバーみんなが「まなふぃには良いところがたくさんあるんだ知ってくれ!」と気概のもと企画に参加してくれていた。

この企画でとてもありがたかったのは、ふだん行動を共にしているメンバーにだからこそ の知り得る情報ばかりが登場し、まなふぃ推しのわたしでさえ知りえなかったことがたくさん知れた。まなふぃはファンでさえどう形容したらよいのか、つかみきれない不思議をもつ人物である。それはメンバーも同じ気持ちのようで、好奇心に比例するかのようにまなふぃについて感じた不思議エピソードが語られた。

先にも述べたが、ひとをいじるような話は「ひとを傷つける」可能性があった。しかし今回登場したエピソードはみな「自分が不思議に思ったこと」や「じぶんに起きた変なこと」といった自分のこころにひっかかった出来事ばかりだったのでそれが結果、視聴者にいやな印象を与えずにすんだ。

握手会に参加する立場のわたしたちも今後いたずらにメンバーを傷つけないためにも参考にするべきだろう。

エピソードを披露するもはや説明不要のトークスキルの高さはもちろん、その情報の数の多さ、トークの広がり、そしてその奥深さにびっくりした。ひなあいのエピソードトークは個人というより集団でしゃべっているかのような体積のおおきさを感じる。この体積はそっくりそのままメンバーの仲のよさを表し、それだけふだんお互いがお互いを気にかけて活動していることが伝わってきた。

メンバー総出で血眼になってまなふぃへの疑問をぶつける中、それら受けきるまなふぃがすごかった。ただ否定するだけでなく事実だと認めたり抵抗したりリアクションが素晴らしかった。以前ブログでもいじられ方について研究していた成果がみごとに発揮されていた。バラエティでは自ら動いて輝くタイプといじられて輝くタイプと大別できるが、まなふぃはいじられ手において日向坂随一の位置にいるとおもう。

いじられて輝くと言えば、まなふぃがひとりで応援しつづけているオードリー春日さんを連想する。ファンは推しに似る、なんて言ったりするがはこれは偶然だろうか。

この企画は放送までの段階でスタッフさん的にも相当手応えがあったようで、はやくも第2弾が決定している。これはスナック眞緒につづくメンバー掘り下げ企画として定番になるかもしれないので今後の動きが楽しみだ。

今回まなふぃ以外にも、番組初期から口下手だった東村芽依さんや濱岸ひよりさんが、しっかりとトークを披露している姿に感動をおぼえた方がたくさんいただろう。つねに努力をかかさないないひとが必ず誰かに照らされてスターダムにあがっていく。『日向坂で会いましょう』はずっとそういう場所であり、日向坂46はみんなが互いを照らしていくグループである。そう感じた企画だった。

おしまい。

※2023年10月24日 全体的に誤字脱字などを加筆・修正をいたしました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?