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おひさまは、オードリーをカバーすべきか。/2020.6.15

結論、必要ない。

いやあ、今週もひなあいおもしろかったですね。
テスト企画っておバカをいじるのがセオリーだが、いささか現代の価値観にマッチいない角度になってきてると思うけど、さすがひなあい、”おバカキャラ払拭”から導入するというクッション。
相変わらず優しい世界で癒される。

個人的に1学年60人が離島クラスの過疎だと思ってる若林さんにクスッと来た。ジェネレーションギャップだよな。

さて本題。
ひなあいにて、オードリーのラジオはじめ出演番組の発言などを引用するネタの細かさで注目されてるが、そのノリを嫌という人もいる。
日向坂見てんのになんでオードリ―ネタで盛り上がってんだよ、と。苦痛だと思う。
ただそれをわかんないなら観るのを辞めろというのも、筋違いだ。

お互いにあゆみ寄りましょうというお話。

わたしはオードリーのラジオを聴いてるが、フラットに考えてオードリーネタまみれということもなく、ラジオを聴いてなくても十分楽しめる内容だ。
指摘されてる小ネタのテロップも、さすがプロだと思うバランス感覚。
オードリーに関する予備知識は必要とせず、文脈を壊さない程度に差し込まれてる。
そもそもオードリーに関するテロップは少ないと思う。

ではなんでオードリ―が元ネタと気づいてしまうのか。
知らない人は番組を観ただけじゃ、オードリーネタに気づかないはず。
多くの場合、SNSなどで誰かの「あれラジオネタじゃんw」で初めて元ネタがあることに気づくだろう。
知らなかったり興味ない人からしたら、疎外感を感じてしまうんだよ。ましてマウント取った気になってるやつがいたら、腹立たしくてしょうがないだろう。それが知らない人の嫌悪感に繋がってるんだろう。

じゃあ調べたらどうかという意見もあるだろう。
だって興味ないんだもん。調べるとかそういうことじゃないんだよ。
興味ないものを勉強するって、かなりカロリー使う作業なのに、好きとはいえ、番組30分観るのに興味もないお笑い芸人まで追うわけにもいかないよ。

調べもしないでグチグチうるせえなとは思わず、こういう気持ちも理解なくちゃいけない。
誰だって、やっぱり日向坂メンバーが楽しく笑ってるところが観たい。
あくまで小ネタは+αの楽しみであり、趣味の範疇にそこまで求めさせてはいけないと思う。
と同時に、知らないからといって短絡的に気に食わない顔をしないのも肝要だ。

じゃあメンバーがオードリーのネタを使うのはどうなのよ。

わたしは支持する。
オードリーネタがなくても、十分ほかの見どころはある。
番組に参加する上で、まだまだバラエティに不慣れな彼女たちには補助輪があるに越したことはない。
どの車輪を選ぶかは彼女たちが選択すること。
小坂さんや高本さんが贔屓から打ち解けたように、少しでも話題になるきっかけがあるに越したことはない。

そもそもお金を頂く仕事に対して考えうる十分な準備をしただけのことであって、一生懸命やってる演者にわたしたちファンが偉そうに口出す事じゃない。

ついでに、ファンの弄りについて。
最近だと、”やってる”や”ハスってる”などのパンチラインの使い方。
番組で出たワードは番組内で止めるべき内輪ネタ、ということを理解しなくちゃいけない。
きちんと意味を理解しないで使い方を間違えた場合、完全なる言いがかりになる。悪魔の証明である、たまったもんじゃない。

いま握手会が開催されてたら、と思うとぞっとするわ。
地獄がそこかしこで発生したんじゃないか。
そもそもアイドルは”やってる”仕事だろうよ、なぜせっかく冴えない自分にやさしくしてくれるヴェールをわざわざ剥がすことをするんだろうか。

どうして見境なく乱用してしまうのか。
知識やアイデアがないから
TPO関係なく、おもしろい人が言った受けたワードを使えばウケて、すなわち自分もおもしろいやつ、と思い込んでる悲しい生き物だ。
視界が10度ほどに狭まってるのでくそ滑ってると気づかず、無謀にダル絡んでしまう結末を迎える。
つまり、乱用することはもれなく、クソつまんないやつという証明になる、自戒の為にも覚えておこう。

用法容量を確認の上、正しく使いましょう。

話はオードリーネタに戻る。
わたしも普段日向坂をあまり聴かないし、曲をきちんと覚えてるかと言われたらそうじゃないし、楽しみ方は人それぞれ。
ひなあいはめちゃめちゃ面白いから、みんなで共有して楽しみたい。
だからこそ、わからなかったり新規の人を疎外するような風潮はとっととなくすべき。
そのために、ついてこれない人を切り捨てるような発信は、なるべく控えるよう努めるべきだ。
だったら、オードリーの魅力を存分に布教して引き込む発信をしたほうが平和で建設的だ。

興味なかった人もこれを機に、気になったところを調べ、知識を深めた楽しみを始めてみてはいかがでしょう。

毎週、詳しく丁寧に解説をまとめている方がいるので紹介してきます。

おしまい。

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