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4月。ひなあいにも春の知らせが届きました。

今週も『日向坂で会いましょう』おもしろかったですね。

今週は、ひなあいが2周年を迎えたということでさらにアイドル番組をめざすべく番組企画案をメンバーがプレゼンする「目指せ王道アイドル番組 第3回企画プレゼン大会!!」企画。
過去行われたプレゼン企画の成果をみれば、このひなあいの根幹ともいえる重要な企画であり、いかんによっては今後の企画に大きく影響を与えるといっても過言でないだろう。

目指せ、王道アイドル番組!なんてタイトルがつくのはこの番組くらいだろう。キン肉マンにはじまり野球へとおじさん趣味が跋扈していたがな推し~ひなあい過渡期から比べれば、ここ数か月はかなりアイドル番組らしくなってきたのではないだろうか。そして気づいてしまった。「アイドル番組つくりたいならアイドルに聞けばいいんじゃね?」と。プレゼンターたちもよどみなくスムーズに進行されていて、どの企画が採用されてもおもしろいだろうなと思わせる説得力があった。

ひなあいにおけるアイドル企画。これからもつづく永遠のテーマだろう。
ただスタッフさんに同情するのは、つくってるオジサンたちにとって美容やファッションは手に余るテーマだと思う。春日さんだってNiziUをニジユーと読んでしまう有り様だ。企画を立て、MCが話を合わせるとこは可能だろうが、それはべつにひなあいじゃなくてもいいんじゃないか、という壁にぶち当たってそうだ。「美容やファッションを扱いたい…でもおれたちはオジサンなんだ…」と頭を抱えて苦悶する姿を想像すると、オジサンたち頑張れ!とこちらも懸命に応援したくなる。

とはいうものの、企画を立てるスタッフさんがアイドルたちをアイドル番組から遠ざけているかと言えば、そういうわけでもなさそうだ。
思い出してほしい。ニブモネア回でひな壇からゾロゾロとおりてくる1期生のすがたを。番組に一生懸命参加する。これはがな推し、ひなあいで彼女たちが今日まで行ってきた不断の努力だ。これが業界関係者に伝わり、外番組に呼ばれる信頼につながっている。まさかその姿勢が諸刃の剣だったとは当時だれも思わなかっただろう。爪痕を残さねばと意気込んでいた彼女たちもまた共犯者だったというわけだ。

では王道アイドル番組をどう実現するか。
わたしはこう考える。『日向坂で会いましょう』を王道にすればいい。
ほかのバラエティと遜色ない笑いをアイドルだけでも実現できることを証明すれば、ひなあいがアイドル番組のニューノーマルになる。日向坂46の通った足跡が王道になる。ふだんの散歩コースを外れて、しらない道をあるく。これほどわくわくして楽しいことはないだろう。オジサン趣味に付き合う道草だってたまにはいいじゃないか。思いがけない発見があるかもしれない。これからもどんどん突拍子もない企画を作っていってもらいたい。

そんな遠回りの道中、ある変化が起きた。最近めっきりオードリーが日向坂にデレデレしている。とくに春日さん。正直な春日さんはリトマス試験紙のようで、オードリーと日向坂の親密度を浮かび上がらせる。内面のコンプレックスからアイドルと距離を取っていたオードリーと芸能界の後輩という立場やこわい印象だった日向坂46とのわだかまりが雪解け、春が訪れたことを春日さんと日向坂を見守る若林さんの柔和な笑顔が知らせてくれた。

どれも見てみたい企画ぞろいだった。来週はどんな企画が登場するのか。美容番長・高本彩花さん完全プロデュースにより山口陽世さんはどんな変身を遂げるのか。とても楽しみだ。

おしまい。

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