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おひさま春日さんとひなあいのピンチを乗り越えろ!

今週も『日向坂で会いましょう』おもしろかったですね。

今週は、加藤史帆さんの外番組での活躍をうけ、選抜されたメンバーが5分で簡単につくれる料理を披露する【かとしに続け!5分で激ウマ簡単クッキング選手権】。ならんだ料理たちがとても美味しそうだった。とくに宮田愛萌さんのスープ?ドリンク?の味の想像がつかず食べてみたくなった。一説によると、深夜に限ってお腹がすくのは、1日のタスクを終えて休んでいる脳が「そういえばお腹空いてるな」と空腹に気がつくかららしい。

若林さん体調不良のため、ひなあいの大黒柱不在で臨むことになった今回。あらかじめオードリーのオールナイトニッポンで若林さん不在を知っていたので、はたして番組のテイストは「春日さんのピンチをのりこえろ!」となるのか、または「おひさま春日さんと遊びましょう」なのか、が個人的に気になっていた。

ふたを開けてみれば、正解は両方だった。見当外れだったのは、春日さんすら「春日さんのピンチをのりこえろ!」だったこと。放送を見ての通り、出演者みんながアクシデントを乗り越えようと自立し奮闘する姿が見られた。

かとしは偉いな。偶然とはいえMCの位置に置かれてしまったのにもかかわらず、メンバーに話を振ってみたり、質問したり、料理の感想をコメントしたり、八面六臂の活躍をみせた。本当に偉い。

じつは富田鈴花さんも偉い。企画開始早々、「(料理が)多少生焼けでも大丈夫」と肩をあててみせた。あの仕掛けのおかげで「春日さんを無下にする」という流れができ、番組の終盤までつづく流れとなった。調理中も段取りやコツ、豆知識まで盛り込んだトークをガッチリ組んできたり準備万端だった。イレギュラーは対応しきれないのはご愛敬。自分のするべきことを遂行しようとしたのが偉い

影山優佳さんだって素晴らしかった。実演1人目という非常に緊張感ある番手を見事にやってのけた。富田さんの流れを受けて、「春日さんに友達みたいに接する」というアレンジレシピまで披露する秀才っぷり。文句なしのトップバッターであった。

宮田さんの存在も忘れてはいけない。彼女の役割に名前をつけるのならば、”魅了”である。品性の宿った彼女のあらゆる所作は時間を忘れさせる。自分のために朝食を作ってくれてるのかな?と勘違いしてしまったものが1億人はいた。おおくの人が初めて目にするだろう料理はとにかく興味がつきない。さいごにすこし涙ぐまれるシーンがあったが、どうか気にしないでほしい。あれは美味しい食事をつくるために必要な時間だったのだから。

そしてこの日いちばん頑張ったであろう人物、春日さん。見てるこっちにまで伝わるほど張りきっていた。番組の大黒柱としての責任、鬼の居ぬ間にメンバーとふれあえる高揚、それらがないまぜになった緊張感がとても春日さんらしかった。

しかし見ている側としては若林さんとの比較はどうしても避けられない。ひとつは言葉遣い。春日さんが決して悪いわけではない。大雑把な春日さんに対し、受け取った相手の感情まで見据えた言葉遣いは比べるまでもなく若林さんの言語感覚が卓越してることがわかった。

もうひとつは進行。若林さんだったら、調理をかき乱すようなことを言ってみたりしたのかな、なんて思った。今回の企画は台本通りスムーズに進行されたんだろうななんて思いながら見ていた。

春日さんが吠えてしまうのでこの辺で終わろう。今回の放送では検証するまでもなく、演者たちが一丸となった姿からわかる通り、若林さんという存在の偉大さを噛みしめるのであった。今回活躍の場が回ってこなかったひな壇のメンバーたちも、すごく積極的に番組に参加していた。本当にみんな偉かった。

春日さんソロMC回はあと3回残っている。温かく見守っていこう。

おしまい。

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