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拝啓『日向坂で会いましょう』さま、今週はアイドル番組なんかじゃありませんでしたよ。

今週も『日向坂で会いましょう』おもしろかったですね。

今週は以前行われた企画を7月23日(ふみの日)ということで復活。過去の自分宛に手紙をしたためる【あの頃の自分に手紙を書きましょう!!リターンズ】企画。冒頭でも触れていたとおり、前回すごくおもしろかったかと言われればそうでもなかった。しかし前回の反省を生かしてか、今回でこの企画の完成形をある程度掴めたんではないだろうか。

今年のひなあいはアイドル番組を目指すとは言ってるものの、この企画はギャンブラーである。椅子に座って朗読形式で過去の自分にツッコミをいれて笑いを生む。やってることが漫談である。発表する側も椅子に固定されて身動きが取れないまま漫談をさせられて、相当なハートの強さが求められる。どこがアイドル番組だ

その点、高本彩花さんと渡邉美穂さんは内容でしっかり笑いを生んでいた。ここからわかるように、手紙企画は番組での失敗をいじるのがひとつのセオリーでよさそうだ。セオリーでいうと、潮さんの「コレ」という伏字の引きもそうだろう。

初見の話題では理解に気をとられてしまうので朗読後が勝負になるわけだが、今回みんながわかる話題で内容を書き上げた2人の手紙は助走の役割を果たしていた。なので朗読直後から話がふくらみ、トークセッションが弾んでいた。渡邉さんは深い傷を負っただろうフワちゃんモノマネ号泣事件をみごとモノにしてたなあ。笑いが救いになった瞬間だった。

とまあ手紙を朗読するだけなので、出口でどういうおもてなしで迎えるかがひな壇メンバーの仕事であり見せ場である。われらがキャプテン、佐々木久美さんがすごかったですね。立ち回りのタイプがアンタッチャブル山崎さん

若林さんのボケ始めにいち早く気づいてツッコんだり、笑いが止まらなくなった山口陽世さんにチャチャを入れたり、細かくつねに動き回っていた。たしか以前「ザキヤマさんに憧れてる」とこの番組で言っていたので、もしかしたら収録中ずーーーーーっと小言をブツブツ言い続けているんじゃないだろうか。日向坂メンバーのひなあいでの立ち回りを芸人さんに例えたらおもしろそうだ。いつかやってみたい。

どのテレビ番組でも助け合いが良し悪しを決めるんだろうけど、ひなあいはグループカラーも相まって、とくに助け合いという部分を求められている。今週は日向坂の持ち味である助け合いが随所に見られ、光った回だった。

来週は夏真っ盛りのなか、成人企画が行われる。今年成人する富田鈴花さん、丹生明里さんがメインとなる。成人企画といえば2人が描く大人の女性の衣装をめされるので、衣装にも注目だ。

おしまい。

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