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ここがわたしの日向坂で会いましょうザースカイ。

今週も『日向坂で会いましょう』おもしろかったですね。

今週は今年の初回放送でできなかった2020年度に成人を迎える富田鈴花さんと丹生明里さんをフィーチャーした【ミレニアム世代の成人メンバーの20年史でも振り返りましょう!】企画。それぞれの年表からいろんなエピソードが飛び出した。

『日向坂で会いましょう』で年表といえば大喜利である。今年1月に新3期生をフィーチャーした年表企画では、わざと収録を巻いているのではないかと思うくらい次々に正解してしまっていた。彼女たちとしても正解してしまうことは不本意だっただろう。

今年はアイドル番組を目指している当番組、最近大喜利はご無沙汰である。というか、若林さんのフリを彼女たちがそう受け取ってしまうこともしばしばあるので、もはや彼女たちの言葉は番組中のみにおいてはすべてが真実ではないと疑ってしまうほど、一問一答が大喜利として機能してしまっている。しかし、今回はちゃんと伏字がしてあるれっきとした大喜利だ。わたしたちもどんな回答が飛び出すかとても楽しみにしていた。

今回とくに、いや、やはりというべきか、上村ひなのさんが素晴らしかった。これまでも天才の名を欲しいままにしてきた上村さんがさらにレベルをあげたように見えた。

これまでの上村さんの回答は、

Q.「若林さんがダントツ1位だったランキングは?」
A.「〇カバヤシといえば誰?」

といった具合に、言葉を巧妙に用いた回答で大喜利をしていた。

しかし、今回は

Q.「愛犬を[?]させてしまい、[?]だらけで帰ってくる」
A.「愛犬を[巨悪化]させてしまい、[罪状]だらけで帰ってくる」

と回答していた。これ以外にもあの愛らしいルックスに似合わない治安の悪い言葉の数々が飛びだした。わたしが思うに上村さんは、回答している絵面までデザインしていたんじゃないだろうか。あれを狙っていたものだとしたらかなりの理解の深さである。クイズ番組にひっぱりだこになる日も近いかもしれない。

今回の主役である、富田さんと丹生さん。わたしは富田さんがとても印象に残っている。今年の初回放送で富田さんはいつかこの企画が実行されるときのために年表を考えておくと宣言し、富田家総出で一生懸命拵えたであろう形跡がボリューミーな写真や素材、トークする富田さんからみられた。さながらサーキットを走るF1レーサーのようだ。

『日向坂で会いましょう』での富田さんの開花はこの前まとめたんだけど、今回はそのさらに深いルーツの部分がエピソードから窺えた。

恥ずかしがり屋だった女の子がアイドルとして人を楽しませるエンターテイナーとして立派に1人立ちしているまでの経験談、それらを経て感じる彼女の成長がとても素晴らしかった。

富田さんのお父さんは本当に良いお父さんで自分も見習いたいなと思った。
恥ずかしがり屋を克服させたいのか、いろんな経験をさせてあげたいのか、真意はわからないけれど、カメラマンやキャスターなどの職業体験をたくさんさせていた様子がVTRにあった。この経験が富田さんの活動を支える根っこであることは間違いないだろう

ああいう体験はきっと募集があって申し込んだりするだろうから、方々にアンテナを立ててたり、申し込みの書類や当日の送迎などいろいろ大変な苦労そこにはあっただろう。自分が見習えるなと思ったのは、それらに大きなお金は必要としないなという点。自分に対して今日にでもできる。

だれかに対してなにかをしてあげようとする気持ち、つまりは愛情ということになるんだけど、富田さんはご両親からたくさんの愛情を注がれて育ったんだろうなと、今週の放送をみて思った。

丹生さんは、昔から”丹生ちゃん”なんだなと感じた。なんでかはわからないけど、人格形成において大きな変化を感じなかった。かつて齊藤京子さんがしみじみ語っていた「ひとは生まれたときはみな丹生ちゃん」ということなのだろう。変わらずこのまま生きていっておくれ

テレビでたまにアイドルの年表企画は見てきていたけど、こうしてきちんと見てみると、彼女たちのパーソナリティに関わるルーツを知ることができる。そう考えると、万全の準備をしてきた富田さんのルーツが高解像度なのは必然であり、これまでわたしたちが見ていた富田さんとつながってくる点がたくさんあった。ソフトボール部を3ヶ月で辞めた話とかね。

来週は、上半期の個人的重大ニュースを披露する企画だそう。個人的な話はすごく個性がでるのでとても楽しみだ。

おしまい。

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