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必要以上に高いひなあい大喜利のハードル。

今週も『日向坂で会いましょう』面白かったですねえ。

先週に引き続き、第2回ぶりっ子選手権が開催された。
今週はフリップを用いたぶりっ子大喜利が強く印象に残っている。
すっかり慣れてしまったがこのおかしな部分を一度改めておきたい。
ただでさえアイドルは大喜利をするだって大変なのに、そこにぶりっ子という縛りが課されるなんて必要以上にレベルが高いんだよ。

しかしそんな難易度のせいかある人の珍しい光景が見られた。それによってわたしはぶりっ子大喜利の印象を強く残した。

それは上村ひなのさん。
いつも何を見ているのかわからないすまし顔が彼女の天才性のイメージ。そんなすまし顔の上村さんが若林さんの無茶振りで狼狽えていた。
天才だとか呼ばれてもやっぱり高校1年生なんだなと思うと、すごくかわいく見える。

今週の放送を観ていて勝ち上がったメンバーたち頑張ってるし面白いなあと思う一方、先週のバイブスのごった煮のような大人数で何かをワイワイしている方が自分は楽しいことに気がついた。過剰はいつだって面白くて大好きなジャンルだ。

激戦の末、第2回ぶりっ子女王には加藤史帆さんが選ばれた。
カット女王とあわせ2冠となる。素晴らしい貢献度である。

そして来週は新曲発売のたびに行われるヒット祈願だ。
どうやら釣りをするらしい。準決勝まで残った釣りに行くメンバー8名以外もロケに行ったみたいなので、どんなことをしたのか今から楽しみだ。

ぶりっ子女王を争って、アイドルがファンに疑似恋愛的対応する”釣る”という言葉にかけて、釣りのロケに行く。
今回のヒット祈願は文脈があっていいな。

日向坂46(けやき坂46)は過去にバンジージャンプやマラソン、1カットMV撮影など様々なヒット祈願に挑戦してきた。
そもそもわたしはヒット祈願自体にいい感情はない。
乃木坂や欅坂もヒット祈願を行っていたが、願掛けのために過酷な試練を与えるやり方は、観ている側としては感動ポルノ以外の感想が出てこない。

内容を企画するのは誰が発案なんだろうな。
それはいつまで考えてもハッキリしないので横に置いといて、ある時から日向坂のヒット祈願の様相が変わってきた。

4thシングル『ソンナコトナイヨ』発売の際にはヒットプロモーションとして、女子高に潜入してロケを行ったのだ。
こういうのでいいんだよ。

必要以上にアイドルに感動を求めすぎないちょうどいいライン。
それでもってちゃんと売り上げに貢献できる。
こういう方針が出てきたのは、彼女たちのテーマである「ハッピーオーラ」や番組を一生懸命取り組んだ結果ファンが付いて来た実績など彼女たちはじめひなあいが切り開いた新たなステージであり、祈願なんて他力本願よりずっといい自発的な方法であり、これがこれからのスタンダードになればいいなと思っている。

おしまい。


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