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【馬を撮ろう!】競馬場での撮影についてまとめ

ども!ちょこぷりんです。

みなさまは"競馬場"に行ったことがありますでしょうか。
筆者はあります。たぶん2桁に行くくらい行ってます。
そんな競馬場に行く理由には、賭けに飲食と様々。
ですが、皆様共通の理由としては「競走馬」を見に行く。
これだと思います。

そんな競走馬の姿を写真に収めたく、スマホを用いて
写真を撮られておりませんか?
自分でも馬の写真を綺麗に撮りたいと思いません?

ですが、スマホで撮るには距離が遠い。
さらに馬は移動する速さもあり撮影が難しい…

大丈夫です!
ちょっと機材をそろえるだけでレースの写真まで
撮影が出来ちゃいます!

色々撮影してきたログ残しも兼ねて、今回は
筆者がどんな感じに撮影しているのか。を
ご紹介しようと思います。

それじゃ、いってみよう!



機材について

筆者が使用している機材はコチラ

①一眼レフカメラ APS-C EOS Kiss X8i
②SIGMAレンズ 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM
③CANON EFレンズ EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

これで大体事足りてます。
もちろん一眼レフをフルサイズ機にしてもOKですし、
レンズをもっといいやつにしてもOKです
ただ、上記のやつを中古で揃えれば30万くらいになると思います。
新品で全て、更にフルサイズ機の一眼レフにしたら価格は50万も
行ってしまうと思います。
③の単焦点レンズなんて無くても①と②があればOKですし、
ちょっとした趣味ですから抑えられるところは抑えちゃいたいです。

といったところで機材説明は終了。
次は撮った写真を踏まえてのご説明です。


場所の説明を始める前に撮影場所の”違い”をご説明しましょう。
ざっくりと分けますと以下3つの撮影ポイントが御座います

①パドック(走り出す前の、馬がぐるぐる回る場所)
②ウィナーズサークル前
(ゴール付近にある場所。ゴールインタビューや優勝した馬が来る場所)
③4角コーナー付近
(コースの端、ゴールの端)

だいたいの位置

上記3つ以外にも御座いますが割愛します

基本はこの3つが人だかりになるほど撮影映えするスポットとなっており、
朝から場所取りの激戦が発生する場所になります。
そのため、上記3つの場所で好きなポイントを取りたい人は開場前から
並びます。早く入っただけいい場所へ駆け込むことが出来るシステムです。

どのくらいかと言うと、大体は始発の時間帯。または車で前泊。
速い人で前日から並ぶ人がおります。
ヤバイですね。

ここまでしないと!とは言えませんが、
まずはいける時間にカメラを持って番号のあたりに行き、
好きな写真が撮れるポイントを見つけてみてください。
(以下の参考写真でお気に入りが見つけてもみてください。)
できれば、ビックレース(G1)が無い、開催日をオススメします


①阪神競馬場

阪神は筆者が撮影し始めた撮影場所でもあり、思い出の競馬場です
筆者はよくウィナーズサークルと呼ばれる場所に陣を取り撮影を行います

撮影データ: 100mmレンズ F2.8/ISO100/  1/800s

22年優勝 スタニングローズ
22年の3冠目前だったスターズオンアース

こんな写真が撮影できます
写真はトリミングしてサイズ変更していたと思いますが、
・スタート前に登ってくるところ
・優勝時の口取り
などが撮影できます

レース状況はこんな感じに。
この時の設定だけ

撮影データ: 100mmレンズ F2.8/ISO800/  1/4000s

です。しかもピンボケ
不慣れさが出ましたが、いい勉強になった写真だ。

筆者お気に入りの1枚

これの光景が好きで、競馬場に通ってます
頑張った成果がスタッフらからも見て取れます


ほかには最近撮影した写真をばらばらと。
これらも撮影ポイントはウィナーズサークル前です。

撮影データ: 150-600mmレンズ F5.6/ISO400/  1/1000s

これ以降は基本シャッタースピードが1/1000sです
これくらいであれば明るさとブレの抑制ができるかなと思ってます
ISOは周りの明るさを見ながら調整
F値は基本最低限にした値です
望遠の撮影なので明るさ確保のためです

ここまで春先の写真です
大体の距離は500mくらいでしょうか。
APS-C機なのであと半分ちょっとは近づいた写真にできます
天気が曇りなのでちょっとくらーい感じになってますね


これは夏入りたての時
イクイノックスがレースしていた時ですね
晴れているとこれだけ明るくなります。
また、太陽サンサンですと馬に影が入ってカッコよくなります
(ちょっとレタッチ加工強めの写真ですが、)
陰が入った馬はキン肉マンって感じになって好きです

天候に恵まれた写真ですね


②京都競馬場

京都競馬場のウィナーズサークル前で撮影した写真です
季節は夏前。サンサンと太陽が出ており熱かったことを覚えてます

撮影データ: 150-600mmレンズ F5.6/ISO100/  1/2000s

確かこれくらい。
望遠レンズ買いたてだったので馬のズーム写真が多めです

ヤマニンウルフくん

京都競馬場も阪神と同様にゴールとウィナーズサークルが近く、
ゴールと優勝時の馬が来る写真が撮影できます
なのでイイ写真が撮れますが激戦区ですね。朝からダッシュが必要です

また、直近で行ったときは雨が降るレースがあったので
こちらもご紹介

撮影データ: 150-600mmレンズ F5.6/ISO400/  1/1000s

1、2枚目は300mmくらいのレンズ設定
3枚目は900mm(APS-C換算入)くらいのレンズ設定ですね

4枚目が土砂降りでの写真
ISOを800くらいにしていた記憶があります
なにより雨対策がゴミ袋くらいだったので大変でした
しかも雨が降ったりやんだりで、ちょうど4枚目の写真も
手元のタオルで防護しただけでした

これもまた、思い出の一枚です


③中山競馬場

京都競馬場の写真を撮りに行ったときは、
「23年 有馬記念」を友人と観光しにいくついでに撮影しただけなので、
場所取りは適当です。

たしかレース場の直線に対して真ん中あたりでした。
季節は冬。めっちゃ暗かったのを覚えています。

撮影データ: 150-600mmレンズ F5.6/ISO800/  1/1000s

確かこれくらいの設定ですね

人の合間を縫って撮影してましたので、大分トリミングしました
字は読めるけど馬の顔が黒くなってしまいました

また、この日はタイトルホルダーの引退式でもありましたので
夜の撮影も行いましたがこんな感じに

これはスマホで撮影

はい、真っ暗なのを何とかレタッチで復元した感じです
設定は確か、

撮影データ: 150-600mmレンズ F5.6/ISO3200/  1/200s

ですね。でもほとんど真っ暗です。
中央競馬であれば夜間撮影は引退式くらいだと思うので、
ここまでの大変さは普段無いはずです


④府中競馬場

手元にあまり写真が入っていなかったのでこれだけになってしましますが、
こちらもウィナーズサークル前で撮影しました

人だかりで撮影が大変だったことを覚えてます
また、位置が悪く走っている所が撮影しにくい位置でした

撮影データ: 150-600mmレンズ F5.6/ISO400/  1/1000s

今年のオークスの写真です
チェルヴィニアが撮れたので満足したのを覚えてます

以外と広々としていて撮影しやすかったのを覚えております

ただ、東京のレース場ということもあり、人だかりがすさまじく
朝の場所取りも全然ダメでした
なにせ前泊とかいる場所ですもの。


⑤大井競馬場

こちらは23年 東京大賞典の時です
冬ですが日中開催になりますので明るいです
夕暮れが写真映えしますね

この日は座りながら見たかったので、朝に席を確保して陣取ってました。

ただ、地方競馬場は望遠レンズを持って行かずとも撮影できるくらい近づけるので、望遠でないのならばコースに近づいたほうがいいとも思いました

ただ、観客席は坂になっているので上記MAPの位置からのほうが
撮り易かったと個人的には思いますね

撮影データ: 150-600mmレンズ F5.6/ISO800/  1/1000s

ウシュバテソーロ

大井競馬場は都心からのアクセスがしやすく、行きやすい競馬場の1つです
人混みも無く写真を撮るうえではとても快適でした。
本写真を撮影した時もG1レースですが人はギュウギュウになるほどは
おりませんでした。
年末のレースではありますが、一番ラクなレースかも?


⑥園田競馬場

園田は平日しか開催されておらず、また大きなレースも御座いませんが、
写真はとても気軽に撮影ができました。
ナイター撮影も夜ではありましたが灯りが確保されているため
そこまでの不便さは感じておりません

撮影データ: 100mmレンズ F4.0/ISO200/  1/1000s

ここからは夜間撮影で心配でしたが、
筆者の機材でも撮影できました

撮影データ: 100mmレンズ F4.0/ISO800/  1/1000s

といった感じです。
写真はゴール付近で撮影したものです

ちなみに大井競馬場と園田競馬場、この2つは地方競馬になりますので
優勝後の馬が返ってくることはありません。


撮影の明るさについて

バーッと写真を並べましたが補足だけ
競馬場は場所と季節で写真の明るさ、いわゆる影の付き方が変わります。
違いを書き並べますと、

季節: 春、夏頃の全体的な明るさ
    秋、冬頃の夕暮れによる影の入り、全体的に暗くなる

府中: コースが南側なため全体的に明るくなりやすい
京都: コースが南側だが建物が遮り、秋冬だと陰になりやすい
阪神、中山: こちらも同様建物が遮り、特に陰になりやすい
大井、園田: そもそもナイターレースがあるので暗い場合がある
       日中はどちらもめっちゃ明るい

と、光の調整が大変かつ暗くなりすぎるとISOなどを上げなければならなくなり、APS-C機では写真が荒々しくなってしまいます。
これは機材側の不便さなので筆者が感じていることだけかもです。

要するに、秋冬ではメインレースが近付いたら明るさチェックをして
カメラの撮影設定を変えましょう。ということだ。


おわりに

こんな感じです
写真を撮影する場所と機材・設定を主として書いてみました
メインレースの写真を撮るまで、ずーっと待っていなければならなかったり
G1レースであれば観客の怒号がすさまじかったり(楽しいよ!)
色々とあります。

でも、馬のイイ写真が撮れると嬉しいので、皆様もぜひ
この楽しさを知って欲しいです。
中古でも構いませんので、機材を揃えて撮影に行ってみてください。

そして一緒にウマクズに落ちましょう!(ゲス顔)


「それじゃ、また来週!」

#競走馬 #カメラ #写真 #

よしなに!