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見たこともない「オッチャホイ」の存在を知るため、筆者はアマゾンの奥地へと向かった。。。

ども!ちょこぷりんです!

いやぁ~巷で噂ですね。「オッチャホイ」
読者のみなさまは「オッチャホイ」ご存じでしょうか。

おいらも読者のみなさまと同じく、「オッチャホイ」はウマ娘の劇場版から
知りました。

言葉だけ出ているのかと思いましたが、おそらく夏合宿のワンシーン
登場してました。
ダンツフレームがご飯のおかわりで話をした後、シーンが切り替わり
ジャングルポケットがご飯を食べている机にある料理の1つに
”皿うどん”にスライスニンジンが入ったものが御座いました。
あれが「オッチャホイ」なのでは。。。

そんな「オッチャホイ」、見たことも食べたこともないため
何が正しいのかサッパリ分からず仕舞い。

このままではいけない。。。
皆のなかに”イマジナリーオッチャホイ”が生まれ、
イマジナリーが先行してしまい
いずれレシピがイマジナリーの模倣品で溢れてしまう。
だからと本家の「オッチャホイ」を今から食べに行くにしても
距離が遠すぎる

現状でも「オッチャホイ」を提供している「シンガポール食堂」さんには
ウマ娘トレーナーが押し寄せているようで、店の方々も驚いているようだ。
とりあえず今すぐにはいかずに先ずは情報を。。。

ということで、いちど情報を整理したものを記そう。
(ネットで検索したものの総集、思ったことの記事になるので、
 真実を知りたくば食べに行ってくれ。)

それでは、いってみよう。


これは筆者の友人が作成した”イマジナリーオッチャホイ”ちょい辛めで美味しかった。


オッチャホイとは

きしめんのような平麺を、もやしと卵、小松菜、キャベツと
一緒に料理した新潟県新発田市の特有の東南アジア風麺料理である。」

Wikiより

らしい。

いや食べたこも現物を見たことも無いのでこればっかりはしょうがない。

クックパッドにも「オッチャホイ」の作り方が
有志の方が作成されたものが載っている。

これは平麺ではなく生餃子で作成されている。
ただ、調味料はアジア風の様だ。
というよりは見た感じは焼きそばに近いのでは。と筆者は考える。


オッチャホイは、78年の歴史ある新潟のシンガポール食堂でのみ食べられる。

そう。なんといっても

提供している店がここだけなのだ

昔のシンガポールにオチャホイなる郷土料理があり、
それをインスパイアして作成されたのが
「オッチャホイ」なのだ。

つまりはシンガポール食堂さんが作成された
創作料理といってもいいだろう。
なにせシンガポールの料理は行方知れず
どこでどう食べられているのかも情報が無かったのだ。

(余談だが、シンガポールの麺類で調べると”ラクサ”と呼ばれる
ラーメンぽいものが出てくる。今はこれが人気なようだ。食べてみたい。)

ちなみに調べたところ、大正時代にはシンガポールに
”日本人街”なるストリートがあったそうだ。
なのでシンガポールと日本は思った以上には交友があったと思う。

シンガポール食堂さんの様に、外国からの食が日本に流れ込んだもの
は割とある。
例にあげるならば餃子だ。これこそ戦時がすごく絡んでいる。
宇都宮餃子が、なぜ宇都宮で餃子が流行したか。
その流れを知ると、この「オッチャホイ」も
似たルーツで到来したものと思われる。

【”シンガポールの日本人街”より】

この文章に記載があるものだと、”ホッケンミー”が麺類として出てくる。

「ホッケンミーと言えば焼きそばスタイルのものではなくて、
黄色い太麺のスープそばタイプでした」

”シンガポールの日本人街”より

ホッケンミーを検索してみると、確かに似ている。
細麺だったり、チリソースだったりで先のレシピとは全然違うが、
作り方は似ている気がする。

世界で唯一「オッチャホイ」が食べられる食堂。

こう書くと世界遺産モノに感じてしまうね。


オッチャホイってうまいんか?

食べてみて口に合わなかったら残念だろう。
東京からは4時間半、大阪からは8時間もかかるのだ。
味については食した方のレポを見てみよう。

「基本は焼うどんのラインなのだが、この麺がモチモチして
 かなり良い感じの食感に。
 ガーリックとペッパーが効いたパンチある食べ応えもあるが、
 全体のトーンはシンプルな塩味で、食べやすい。
 老若男女、これ嫌いな人いないだろう。
 とにかく平打ち麺が味の決め手だと思う。」

”にいがた経済新聞”より

らしい。

twitterで検索してみると、にんにくが良い。二郎みたいな味の濃さ。
などが投稿されている。

パンチの効いた、という言葉が多い事から、
あっさりよりコッテコテの味なのだろう。
野菜も大体焼きそばで使われるようなメンツなので、
濃いほうが美味しそうだ。

食べたわけではないが辛い物がすきな筆者としては豆板醤などを入れて
”激辛オッチャホイ”にしたいな。と思いをはせる。

どうやら”クイティアウ”を使った華僑料理「クイティオ」
見た目や味が似ている。とのこと。
画像で調べると出てくる。タイ料理のラーメンぽい感じだ。

【やまさんカフェとグルメ】

調べると大阪は北浜に味があるらしい。
筆者は先ずここから行ってみて味を研究してみようと思う。


以外にも書籍に書かれるくらいには有名

こう書いてしまうと失礼極まりないかもしれない。
だが、我々がウマ娘で知ったように、それ以外には聞いたこともないくらいマイナーな料理なのだ。

①「金子光晴作 西ひがし」

あらすじ:暗い時代を予感しながら暑熱と喧噪の東南アジアにさまよう詩人の終りのない旅。
とのこと。
やはりアジア系からなのか。オッチャホイが出てくるようだ。

②谷恒生の冒険小説『マラッカ海峡』

にもオチャホイが登場する。
「労働者が常食にしている食べ物さ。スナックの焼きうどんと思えば当たらずとも遠からずだ」
という言葉をかけられるくらいの存在らしい、「オッチャホイ」

それからwikiにあるように様々なメディアで取り上げられているようだ。
聖地関係いうならば”ミュージカル刀剣乱舞”
バーチャルyoutuber”越後屋ときな”さんが取り上げているとのことで、
もしかしたらファンは聖地巡礼でいったことがあるのかもしれない。


ではなぜオッチャホイが取り上げられた?

そ こ な の よ ね

ダンツフレームが新潟のレースで活躍した履歴から、
新潟名物と絡めた話題を出したようだ。

新潟で有名は食べ物はたくさんある。

麺にしても、「へぎそば」「新潟ラーメン」と強いラインナップだ。
麺にしなくとも新潟由来にするならば
海鮮関連
・のどくろ
・タレかつ丼

などがある。
正直、新潟観光するならば「オッチャホイ」に行くより
海鮮を食べたい
くらいだ。

「オッチャホイ」についてダンツフレームは、たしかこう言っていた

(オッチャホイって喫茶店にあるようなメニューなのか。。。)

「駅前カフェのニンジンオッチャホイが美味しいんだって。
食べに行かない?」

ダンツフレームがジャングルポケットを誘った言葉。

要は、カフェにありそうなメニューで、かつ新潟特別な食べ物に
したかったのだろう。
そう考えると海鮮丼だと新潟の特別感は無い
ここをタレかつ丼にすると、
学校が終わった学生が帰宅の途中でかつ丼を食べる。
という、なんとも食いしん坊なキャラっぽさがついてしまいそうだ。
(登場時から人参ハンバーガーを食べているので、 言い逃れ出来ない)

さらにはオッチャホイというイントネーションだ。
そこを考えるとオッチャホイにしたことは英断と思われる。

掘り下げると、新潟競馬場から車で20分くらいのところに
「シンガポール食堂」がある。
しかも操業から78周年なのだから
ダンツフレームが活躍したころにはオッチャホイは有ったのかもしれない。

であれば、有名どころの飲食をチョイスするよりも、
よっぽどリアリティが出る。

(追記)
劇場版に登場するシャングルポケットのトレーナーこと
「ナベトレーナー」
元ネタはおそらく「渡辺栄 調教師」だと思われるが、
この方の出身が新潟県北蒲原郡本田村(現・新発田市)だ。
1933年生まれとのことで、シンガポール食堂が1946年創業。
13歳にはシンガポール食堂が誕生するので食べに行っていたのでは。
と、思いを馳せる。

府中の駅前カフェにはきっと、オッチャホイがあるのだ。


おわりに

オッチャホイについてあれやこれや考察させて頂いた。

らしい。やら、だろう。が多いのは許して欲しい。
食べてないんだもの。分からないじゃんね。

だが、このままではいけない。と思ったんだ。

イマジナリーオッチャホイが増え、●清らがオッチャホイを出したとしても

それがオッチャホイそのままなのか分からない。

さらにネットに転がっているレシピ。
オッチャホイを食べたことが無い人もウマ娘の影響から作成し始めた為、
本来の味再現ではなく創作料理がはびこってしまう。

どうレシピ通りに作っても、本物の味を知らない以上、
それはオッチャホイにはならないのだ。
しかもオッチャホイ関係者からは、このレシピでは味が似ないらしい。
(そんな口コミを見た。気がする。)

なので真実より空想がはびこり、自分の情報になる前に整理した次第だ。
友人とは
「中華系なお味になっているのでは。中華スープっぽいものついてるし」
と考察を数時間もした。
でも調べれば調べるほど違いそう。。。
ボクらは一体、何オッチャホイを探していたのだ。。。

気になった読者は、ここは筆者の持論「百聞は一見にしかず」に従って
現地へ食べに行って欲しい。


ちなみに競馬絡みで行くのであれば7月に開催される芝1000mの祭典
「アイビスサマーダッシュ」のG3レース
があるぞ。

。。。と、言いたいがコレとあわせてオッチャホイを食べに行く
トレーナーは大量にいるだろう。
筆者は予想する。7/28のシンガポール食堂さんは2時間におよぶ列ができ、
そしてオッチャホイは完売する
。と。

なので競馬に合わせすぎると混雑が予想されるので、
時期を調整して遊びにいくといいぜ。

世界に1つだけのオッチャホイを、新潟は新発田へ食べに行こうぜ!


「それじゃ、また来週!」


3回目の映画行きました。立川の極上音響上映。SEとBGMの重低音がたまらなく素敵でした。

#ウマ娘 #ウマ娘プリティーダービー新時代の扉 #オッチャホイ #考察 #料理

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