Mリーグ2023-24 3月29日 NAGA解析/レギュラー最終戦、最後はKADOKAWAサクラナイツ・渋川難波プロが有終の美を飾る7万点超えのトップ!
2024年3月29日、Mリーグ2023-24・108日目です。本日はEX風林火山・KAODKAWAサクラナイツ・赤坂ドリブンズ・BEAST Japanextの4チームが対戦しました。
本日でレギュラー最終戦。最後の試合で6位のEX風林火山と7位のBEAST Japanextの直接対決となりました。BEASTは風林火山を3着・4着に沈めた上でトップを取ることが必要でしたが、2試合とも3着に終わりBEASTのレギュラーシーズン敗退が決定しました。
またそれと同時に最後のMVP争いも行われ、風林火山・勝又健志プロが連続トップならMVPもあり得るところ。1戦目に大きなトップを取り、2戦目もリードしていましたが、サクラナイツ・渋川プロが一気に得点を稼ぎ7万点のトップを獲得。勝又プロは2着に終わり、今期のMVPはパイレーツ・鈴木優プロに決定しました。
レギュラー最終戦・108日目。最後もキッチリNAGAと振り返っていきましょう。。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:勝又健志(EX風林火山)
南家:堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ)
西家:浅見真紀(赤坂ドリブンズ)
北家:鈴木大介(BEAST Japanext)
NAGAデータ
勝又健志
堀慎吾
浅見真紀
鈴木大介
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東2局:勝又健志
勝又プロは対面から出た9mをスルー。ポンすると北バックのテンパイなので、ポンも選択肢としては十分あるでしょう。NAGAはオメガ・ガンマ・ニシキがポン推奨で他2タイプはスルー。
ただ9mポンから入ると、勝又プロが仕掛けがそれほど多くないタイプであることも考慮されて、ドラの北は相当切ってもらえなさそうです。加えて自身がトップ目で9mを安全牌としても使えることを考えると、確かにスルーの方が良さそうに見えます。
その後、勝又プロは大介プロからリーチを受けて目論見通り、9mトイツ落としでオリ。ただ回りながら5m北のシャンポンテンパイを入れたところで追っかけリーチ。リーチに対して現物が7pくらいしかないですし、まだリーチに対して通っていないスジもそこそこある。一発でもなくなったのでこれなら攻め返したい、という判断ですね。ここはNAGAもカガシ以外は追っかけリーチ推奨。MVPへ向けて大きく振りかぶっていきました。
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