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Mリーグ開幕前検証第2弾!BEASTJapanext 猿川真寿・鈴木大介の強さをNAGAで解析(菅原・中田もあるよ)

Mリーグ2023-24シーズンの開幕も間近に迫った今日この頃。新たに来シーズンからMリーグに加わるBEASTJapanextは、開幕前からプレシーズンマッチのような形で自社のメディアにて放送対局を行っている。

つい先日はEX風林火山の二階堂亜樹・瑠美の姉妹とBEASTJapanextの中田花奈・菅原千瑛の4名による対局があり、本noteではそれを麻雀AI「NAGA」で解析させていただいた。

こうやって試合を振り返っていくことで、Mリーグ前に実力の一端を解析しておこう…という試みなのだが、2023年8月27日にBEASTJapanextでまたもこんなイベントが!

今度はチーム全員で対局を行うということで、この試合をNAGA解析すればBEASTJapanext・4名の実力が分かるかも?

ということで本記事では上記の対局を牌譜に起こしてNAGA解析を行い、データと共に試合を振り返って、チームの力を解析していこうと思う。


「NAGA」「NAGA類似度」とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値の一つ。NAGAは麻雀の牌譜を読み込むことで、その牌譜を解析し1打ごとにAIの判断・自身の打牌との差違を表示できる。

NAGA度はその1打ごとにAIと自身の打牌の差を点数付けし、自身の打牌がNAGAの打牌と一致していた度合いを示してくれる値である。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということになる。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではないが、それでも選手の実力を測る一つの要素にはなるだろう。

NAGA解析結果

NAGA類似度の評価

まずはNAGA解析によって得られた4名のNAGA類似度・一致率・悪手率のデータを見ていこう。

猿川真寿

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