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Mリーグ回顧録~小林プロの四暗刻オリを考える~

先日からニコニコがサイバー攻撃を受けたことにより、サービスを停止していた麻雀AI・NAGA。しばらく使えなくて大変だ…と思っていたのですが、ひとまず1日150ポイント分だけ使えるようNAGA(仮)として復活しました。

150ポイントだとこのnoteで使っている量からすると、かなり少ないのでなんとかシーズン開幕までに完全復活してほしいところですが…。とにもかくにも、NAGAが使えるようにはなった、ということで今作成中の過去牌譜の中から気になったシーンを解析してみよう、と思い立ちました。

というわけで今回はMリーグ2018・11月16日、小林剛プロの四暗刻をオリた場面について、NAGAで解析してみました。

この日の第2試合、南1局6本場に小林プロはペン7sの三暗刻をテンパイ。トップとは大きく離れた2着目で、この手をアガれれば下を離しつつ、親番で上も狙えるかも…という状況。

そのテンパイに対して子2人から2軒リーチを受けますが、小林プロは9sを引いて四暗刻テンパイ。アガり牌は見た目で3pの1枚ですが、四暗刻に受け変えます。

その次の巡目、持ってきたのが5m。2人に対して8mは通っており、片スジのこの5m。これを押すかどうか?というところで、小林プロはオリを選択。見事魚谷プロへの放銃を避けることに成功しました。

さて、このプレーはどうだったのか?5mは2人共に危険ですが、3mを3枚持っており一応ワンチャンス。待ちは薄いものの、役満をアガれた時はあまりにも大きすぎる、ということもあり、押すかどうか迷いどころです。

この場面をNAGAで解析してみると、このようになります。

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