見出し画像

Lomokie Diary #13🇬🇭「足元が悪しな話👣」

こんにちは。Lomokieです。

一昨日関東が梅雨入りしたということで、「雨」についてお話ししましょう。

今、ガーナは雨季です。

私の任地も例に漏れず、ほぼ毎日雨が降っています。長く降り続ける日もあれば、ばーっと降ってはぱっと止む日もあります。激しい雷を伴うことも多々。
そして、雨季初心者ながら、思うことも多々。

※ヘッダーの写真はとある日の雨雲レーダー(Accu Weather)です。雨が強い順に"赤橙黄緑"で表示されています。

「涼」


雨が降ると30℃を下回ることも多く、風が吹いていたり、シーリングファンが回っていたりするととても過ごしやすいです。明け方は肌寒さを覚えるくらい。
停電時の熱帯夜を知った分、涼しいという感覚に敏感になっているのかもしれません。「涼」を感じるとホッとします。

そしてそれゆえ水シャワーが寒い という一面も。シャワーはお湯が出ないため、水を浴びます。晴れて暑い日には冷たい水はむしろ気持ちがよいのですが、気温が低いと寒くて億劫です。

とはいえ、ここはたいてい快適が勝ちます。

足元が悪し


雨が降ると、舗装されていない道路を歩くのが大変。泥濘が私の行先を阻み、どこを通って歩いていったらいいのか、とても頭をつかいます。必死です。

誰かが置いてくれた大きな石や手作りの橋を頼みに進みますが、選択を誤ると、びしゃっ ひっ と。

これは日本にもいえることですが、動物の糞やごみなど地面のあれやこれやが混ざった水は、けっして衛生的とは言い難い。だから、できることなら上手にステップを踏んでゆきたいのです。

さて、どう進もうか
KEENのサンダルは雨季のつよい味方

そしてこの必死な時に大事にしていることが一つあります。それは、誰かからO ngε saminya lo? (How are you?)と声をかけられた際に、顔を上げてI ngε saminya! (I'm fine!)と返事をすることです。悪しな足元に集中していたいのが本音ですが、ここはLomokieとして、きちんと相手の顔を見て返したいと思っています。たとえそれが理由で沼にハマったとしても…

今日の私は何をしますか?


とある雨の日の朝。オフィスに行くと、人が少ない。どうやら「雨だから」らしい。程度によっては学校が休みになることもあるとか(これは日本もそうか)。
ほかにも、大工さんが台所の修理に来る予定が「雨だから」また今度ねとなったり、ある人と会う予定が「雨だから」また今度ねとなったり。朝から出かける予定が「雨だから」とりあえず家で待機しててーと言われることもしばしば。まさに、予定は未定にして決定にあらず。明日は忙しくなるぞと思っていた日が、「雨だから」突然なんの予定もない日に変わることもあります。昨日壊れた排水管だって、天気次第。いつ直してもらえるか分かりません。いつかなんとかなるだろう という日々です。


以上、今のLomokieが抱く、「雨」に対する印象や向き合い方はこんな具合です。
とはいえまだまだ雨季初心者。
月日が経つにつれて変わっていくんだろうなとは思います。

雨宿りを試みるapletsi(山羊)

ーーーーーーー
ちなみに、タイトルの「足元が悪し」は「あしもとがあし」と読みます。ふっと(foot)思いつきました。

これからも気の向くままにちょbitずつ投稿していきますので、ガーナでの暮らしについて、一緒に知っていってもらえたら嬉しいです。

JICA海外協力隊 2022年度4次隊 Lomokie

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?