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辛い経験をどう捉えていますか?

よくいわれることだと、

「辛い経験こそ、学ぶことが多い。」

「後から振り返って、あんなこともあったなって笑えるもんだ。」

「辛い経験をしたことがない人は弱い」


とかありますね。僕はこれらを否定しません。


しかし僕は、どうしてこのセリフをあまり聞かないんだろう、って思います。

「辛い思いなんか、二度としたくない」


これは、「自分が経験した辛いこと」を二度犯さないために反省して生かす、ということではなく、

単純に、「金輪際、あらゆる辛い思いはしたくない」ということです。


そりゃあ、辛い経験で学ぶことは多いでしょうよ。

でも、僕はそうした経験を二度としたくないわけですよ。

そして将来においても、それとは別の形の辛い経験なんてしたくないんですよ。



例えを出すと、

僕は中学の部活で主将を務め、それはもう色々と辛かったです。

結果として最後の大会で優勝したからよかったものの、もう二度と主将はやりたくないと思い、それ以来、自分から組織のトップを務めたことはありません。

それどこか、辛いことを無意識に避けるようになっていきました。


経験から学ぶことは山ほどありましたが、単純に、

「二度とあんな辛い思いはしたくない」

という価値観が出てきてもおかしくないのではないでしょうか。


だからもし、今目の前に「辛いけど経験値がたまる道」と「特に何もない道」だったら、僕は後者を選びます。

いくら経験がたまるとか学びがあると言っても、あんな辛い思いしたくないです。それならば、何もない道の方がマシです。


いろいろと疲れてきたのかもしれないですね。高齢者みたいなこと言ってる。笑


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