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有意義な一日は、脱線により生まれる。(取り入れたいイタリアの考え方②)

こんにちは。今回も引き続き、取り入れているイタリアの人たちの考え方について書いていきたいと思います。

・人生における「寄り道」を大切にする

有意義な一日は、脱線により生まれる。


1人で暮らしていると、日々買い物をしに出かける機会が発生します。家の近くのスーパーに行けばいいだけです。すぐ終わることです。

ただ、僕はよく”脱線”してしまいます。

ある日は、ワイヤレスイヤホンでラジオを聴きながら目的地に向かって歩いていました。その時に聴いていた内容をきっかけに、ふと、「海が見たい」と思ってしまいました。お察しの通り、海まで歩いて行きました。

海岸に着いてからは、絶え間ない海風を感じながら砂浜を歩きました。一通り満足したら、戻ろうと考えました。

その時、通りかかった道で、いい感じの書店を見つけてしまいました。案の定、立ち寄って本を買いました。そして、併設されているカフェが空いていましたので、そこでカフェオレを頂きました。そして19時も過ぎていたので軽くご飯も頂きました。

今振り返ると、こう思います。「当初の目的はいづこに?」
夕食の食材を買いにスーパーに行ったハズだったのに、外で食べてしまった。意味が分かりません。

元々の目的は達せられませんでした。それでも、その”脱線”はその日を豊かにしてくれたと確信しています。

最短経路が必ずしもベストとは限らず、寄り道するからこそ見つけられる宝箱もあると思います。

「有意義な一日は、脱線により生まれる。」この考え方は、偶有性を楽しむきっかけを与えてくれるものだと思います。

ではでは。

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