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お店のプライスカード作りは感熱紙ラベルプリンターで超捗るというお話

2018年10月から自分のお店をはじめたのですが、その時になっていろいろなものを準備しなくてはいけないことに気づきました。領収書や釣り銭はもちろん、レジや看板なども必要です。そして、何気なく「プライスカード」を作るのって面倒くさいよね!ということに気づいたわけです。

手描きの素敵なイラストとともに商品の良さを伝える通称「POP(ポップ)」はもちろん、価格などをどう表記するかというのは結構店舗によって異なるところだと思います。そんな中で開店当初、プリンターも持っておらず、絵心もなく字も汚くめんどくさがり屋の私はあることに気づきました。

「あ! 感熱紙ラベルプリンターで作れるじゃん」

感熱紙ラベルプリンター QL-820NWB

brotherから販売されているQL-820NWBは宛名ラベル等の印刷だけでなく、様々な店舗での使用も想定してプロモーションされた感熱ラベルライターです。
こちらのリンク先でも、その力の入れようは感じられると思います。
性能としては筆者自身もすべて使いきれていませんが、黒色の他に赤色に対応できる機能なども備えています。が、もっぱら便利に使用できているのは無線での接続ができる点。電源さえいれておけば使えるのは大変便利です。
また、ロールをセットしておくと自動でカットしてくれる、CSV形式で保存したエクセルデータをPC用のソフトで流し込むことができる、ラベル1枚あたりの価格が数円で済む経済性も大きな魅力です。特にデータを受信してからの印刷スピードは、私がはじめ想像していた以上の快速でした(下記動画では7秒目ぐらいから印刷がスタートしてます)

プライスPOPのデータ作成はp-touchエディターというbrotherが提供しているソフトウェアで行うことになります。イラストレータの知識などがなくても、白黒の印刷であることにさえ気をつければ比較的スムーズにデータは作成できると思います。
私の場合はスクエアというカード決済のサービスが提供するレジシステムを使用していますが、商品データを登録したあとにそのデータをCSV形式でダウンロードし、データを接続すると、予め定められた位置に商品名や価格が表示されます。

ドケットストアではアスクルのPOPケースが62mm幅のロール紙にぴったりなことから愛用しています。1つあたりの価格も10個入りで42円税込となかなかにリーズナブルです。

実際に店頭で使用すると上の写真のような雰囲気となります。

POPの上下を変えることで、商品の高さに合わせてPOPの角度も変えることができます。

ラベルメーカーとしてももちろん役立つ

他にも色々と店舗では役立ってくれます。

お店のショップカード

収納ケースのラベリング(湿気や直射日光には弱いです)

クリアファイルやネームカードホルダーの見出し作成

ギフト用のラベルなんかも名前をすぐ入れられるのでおすすめです。

このようにドケットストアではbrotherさんのまわしものかぐらい活用しています。もちろんレターパックの宛名書きなど、本来の役割での使用もばっちり対応してくれますし、飲食関連の方なら品質や賞味期限の表示にも便利。
これからお店を作る方、もうすでに営業しているけどプライスPOPを作るのにお困りの方の参考になれば幸いです。

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