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山下義弘商店

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お店で売ってるもの、売ってないものだけど気に入ってるもの。熱量をもって書き綴っています。
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2020年2月の記事一覧

野球部のカバンが理想な店主がたどり着いた、バックパック「Hideout Pack」の話

中学生になって、念願の野球部に入った。 なぜ念願かといえば、小学校3年生の頃に所属していた野球部が人数不足で潰れてしまったからだ。 当時は空前のJリーグブーム。 カズダンス、ラモス瑠偉、アルシンドになっちゃうよーといったフレーズが世にあふれていた。 野球漫画と言われてすぐ思い浮かぶ漫画家、あだち充の当時の作品「H2」でも「最近のガキ共は野球よりサッカーなのよ。」なんてセリフが主人公の口から出たぐらい、野球少年にとっては厳しい時代だった。 そんな念願の野球部生活でその出会い

メモをとる。ただそれだけのことが難しい

「あんなもん、コロちゃんのエサじゃ。」 先輩は、私の好きだったコアラパンというお菓子をそんな風に言い放つ豪快な女性だった。 ちなみにコロちゃんというのは先輩の実家にいる柴犬のことだった。 「山下さん。もっとちゃんとメモを取りなさい。」 社会人になって半年の頃。 そうやって店長に諭された。 私は同じお店で働く先輩社員と比べて、言われたことを忘れてミスしがちだった。 そう言われて当然だったと思う。 ちなみに先輩は、メモをとるのも職場の複合機から抜き取ったA4サイズのコピー

鼻セレブを愛用するあなたに、私はこの財布をすすめたい

2月になると嫌でも思い出すことがある。 それは、花粉症のシーズンだということ。 鼻のムズムズ、目のかゆみ。 連発するくしゃみ、鼻水、涙で体中の水分が奪われていく。 一度かかれば毎年続くその悩みと付き合い始めてはや25年になる。 当然のごとく、花粉症に効きそうなものは片っ端から試してきた。 花粉をシャットアップするマスク。 鼻をセレブリティに包み込むティッシュ。 塗ることで花粉を除去できるらしいスプレー。 そのどれもがそれなりに効果を発揮して、毎年やってくる地獄のよう