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ECMをめぐるニ夜

いつも素敵な選曲のjjazz.netのプレゼント企画に応募し、無事に当選したので、本を買おうと思ったら、なんと発売日が一週間延期で買えない事が判明。

なので、中古を買うべきかと悩んでたところ、地元の図書館に、前回の改訂版があったので、借りて、読んでから参戦予定が、忙しくて、嫌がらせかと思うくらい時間が取れず、三分の一くらいを読んだかなぁ。

本題の前にECMを知りたい方は、下記でご確認を。

イベント当日は、土砂降りと言う悪天候でしたが、赤城神社は駅からすぐなのでさほど濡れずにカフェに。

神楽坂にある赤城神社のカフェで、昼ごはんと、突貫工事気味の仕事し、白ワインとデザートを追加注文したけど、90分経過であえなく退場を言い渡されて、会場へ。

会場には、200万円ターンテーブルに、どデカいイクリプスのスピーカーが4台に、低音を補うためのウーハーが2台。アンプは、きっと50万円超えかなぁ。500万円超ですかね。

https://www.eclipse-td.com/products/td510zmk2/index.html

イベント自体は、本の企画意図から、前日にゲスト参加していた、ピーター・バラカンの話を交えながら進行して、BlueNote的なジャズへのオルナタティブとしてECMがあって、視聴した曲がジャズと言うより、ワールドミュージックに近いけど、そうでもない。この絶妙なバランス感がECMなのかも。

今回の増刷改訂に関わった工藤さんが面白いこと言ってて、ECMのアルバムを聴くと、本を読んでいるような感じで、様々なことを調べたりする、と仰ってました。

あと、会社設立時の資金を得るために、ECMのレコードを売ったとも。稲岡さんは本が売れれば回収できる、と発破をかけてました。

著者の稲岡さんは、トリオ・レコード時代に、日本での独占販売権に尽力。日本にECMの定着に大活躍された方で、10枚組のサンベアコンサート(キース・ジァレット)の制作にも関わった方です。

キース・ジァレットの近況状況を紹介する動画が流れ、その状況の補足説明をしようとしましたが、涙ぐんでしまい、話せなくなる場面も。

イベント後のイクリプスの担当の方に自作スピーカー作ってますって話しかけて、イクリプスのデザインや構造について、詳しく教えてくださいました。

また、会場にも設置されていた吸音材の使い方も教えて頂き、とても熱心で話しやすい方でした。スピーカーは、売れてる価格帯の話や、値段以上に個性と言うか特徴がないと売れないとも。仕事で、イギリスに居たそうで、批評がお金をもらって書いていないので、シビアとも。

イベント後は有料ですが、旭洋酒ソレイユワインのワインとチーズ等の軽食をいただきながら、参加者と談笑を。チーズ美味すぎ。色々な種類を食べられて大満足。

参加者の方で、神楽坂付近で昼の14時からやっているバーで飲み過ぎて、開演時間をあやまり、終わった時間に来てしまった人と、山下達郎さんの話で盛り上がって、今年も老人虐待ツアーですね、とかくだらない事を話してました。

帰り際に稲岡さんにサインをもらい、軽く会談を。LPが良いのは、アートワークのデカさと、片面20分の人が集中して聞ける時間だと、おっしゃってました。これには同意。

そして、今回の増刷改訂版が良いのが、本文で紹介されているLPの写真が追加されていることです。

あと、ECMの50周年のカタログも買いました。とにかくアートワークが綺麗なので、前から欲しくて、ついつい買ってしまいました。

jjazz.net のプレゼント企画ありがとうございました。

よろしければサポートをお願いします。頂いたサポートはAPIの周り調査や実験に使わせて頂きます。スピーカーの作成や、ホロスコープの依頼もあれば、メッセージをください。