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また×23たび 数学を勉強する意義

#数学

#原理原則

こんばんは。またたびです。
最近はつけ麺がブームです。
今回は数学を勉強する意義について簡単に書いていきます。



みなさんは数学に対してどんなイメージを持っていますか?
難しい、やる意味がわからない、しばらくやっていないといったネガティブなイメージをお持ちの方が多いと思います。
そんなイメージを変えてほしいと自分は思っています。
数学はこんなに楽しい、などは別の方におまかせします。


なぜ変えてほしいのか?

それは数学からさまざまなことが学べるからです。

必要十分条件からは物事の因果関係の見抜き方が学べますし、確率からはその名の通り確率の理論上の求め方が学べます。
このように中高の勉強だけでも学べることはたくさんあるのですが、自分が何よりもおすすめするのは線形代数です。
今までの人生をその場その場の感覚やノリで生きてきた人にぜひおすすめしたいです。

聞いたことがあるかたもいるでしょうか?
大学で行う数学で簡単に述べますとベクトルと行列で色々やろうぜ!って学問です。
全然簡単ではないですね笑

これをおすすめする理由は原理原則に則って話が進んでいくからです。
行列の計算に関してはまあノリで行けるんですが線型空間という部分に入った瞬間にそれでは何も解けなくなります。
中高の数学って結局解き方覚えて数こなして計算力つければある程度までの大学には入れるんですけど、ここではそれが全て否定されるんです。
それはもうすごいもので一番最初の原理を忘れるとその後の問題がほぼ全て解けません。
ただその原理を使えば0x=0といった明らかに自明(成り立つと簡単にわかること。1+1=2も自明)なものでも証明ができてしまいます。(ここでのxはベクトルです)
逆に明らかに自明であると思ったものでも原理に則ると間違いであるということもあります。

こうなると目の前にある文章が信用できなくなって証明したくなってくるんです。
なんでもかんでも原理をこねくり回して証明していきます。
自分で証明しないと信用出来ないんですね。
でも結局は原理原則なのできちんと証明できます。

このことによって嘘の情報に踊らされずに自分でしっかりと考えてから判断できる力が養われます。
自分に物事を判断する軸があればこの判断もきちんとできるのです。


さらに証明は一つの視点だけではなく複数の視点から答えを導いていくことが必要なので物事を様々な角度から考える力も身につきます。


どうでしょう?
数学が役に立つものだと少しでも思っていただけたら幸いです。

興味を持った方がいたらなんでもいいので数学の証明問題を解いてみることをおすすめします。
頭をこねくり回すのは最高のゲームです!


では今回はここまで。次号もよろしくお願いします!


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