小雨の降る中、いつものようにゼミに遅刻しそうだった僕は、自転車を立ってこいで向かっていました。 なぜ、人は急ぐとき自転車を立ってこぐのでしょうか? 座った状態でこぐのと、立った状態でこぐのを比べて、どちらが速くなるのかを試してみました。 すると、立った状態の方が、体重をペダルにかけやすく、非常に楽にこげました。 なるほど、だからみんな急ぐときは立ってこいで、体重をうまくかけて加速していくのですね。 一つ賢くなったな、と思う一方で、こんなことを堂々と友達に話したらバカにされるだ
好きなパン屋が雪だるま型のクリームパンを新しく出していました。 結構売れ残っていたので、その中で一番ぶすなものを選びました。 けどよーく見てみると意外と可愛くて、周りと比較して良し悪しを決めてしまって、本来の良さを見つめられていないなと思いました。 何気なく買ったパンで、人生における大事なことを学びました。 ぶすという言葉はあまり人には使うのは良くない言葉ですが、僕はぶすという言葉が好きです。響きが好きです。 たいてい他人には使わず、自分の顔かものに対して使いますが、仲のい
作品制作も一段落つき、ようやく研究に本腰を入れ始めました。 先生や先輩からは「もう時間がないよ!」とせかされます。 来月の20日には卒業論文の初稿を提出しなければなりません。 もう12月です。 一年はあっという間です。 今年はいろんなことにチャレンジした年だったと思います。 大事な人にも出会え、充実した一年でしたが、もっと頑張っておけばと思うこともたくさんあります。 しかし、もう12月なのです。 過ぎてしまったことは仕方ありません。 忘れてしまいましょう。 研究室での僕の
今日は一日を通して、上手くいった日だと思います。上手くいったというか、あまり嫌な気分にならなかった日でした。 研究室では、仲間とスポーツやバイクの話をしました。ルーティンの話になったら、ある子は毎日彼女と電話をして、朝になったら起きた方が目覚ましの電話をかけるらしいです。僕にも彼女はいますが、彼女はもう社会人で、僕とは生活リズムが違いすぎます。この前彼女は、早起きをして、部屋を片付けてから家を出たそうです。おばあちゃんみたいな生活リズムです。 その後、実家から持った来たフィ
僕はうんこを粘らない。 うんこをしたら、8割ぐらい出た状態でやめる。 あと5分ぐらい粘れば残りのうんこも出そうだけど、変に粘ると、半分出かかった状態で過ごすことになる。 それなら、切りのいい2割残した状態で過ごす方がいい。 僕がうんこを粘らないせいで、一日に何回もうんこをすることになる。 家で一日過ごすとなったら、平気で5回はうんこをする。 それも、それぞれ結構な量で。 ということは、粘ったとしても、3回ぐらいはしないといけないのではないか。 僕のうんこはどこか
いつも研究室で作業をしているので、久しぶりに図書館で作業をしようと思い、図書館に向かった。 工学の棚から参考書を選び、比較的人の少ない4階で作業をしようと足を運んだ。 4階の窓は開いていて、そこから風が吹き込み、レースカーテンが大きく捲れ上がっていた。 僕はレースカーテンが捲れ上がっている窓の隣に座った。 通路を挟んでいたので、勉強の邪魔にはならなそうだった。 予想通り、勉強の邪魔にはならず、その窓からは気持ちのいい風を感じることができた。 少し肌寒いと思ったが、次からは少
僕は最近毎週のように仲のいい先輩と遊んでいましたが、今週の3連休は先輩がディズニーランド(そしてシー)に行ってしまったので、1人で過ごすことになります。 寂しいです。すごく。 ちょっとぐらい僕を誘ってくれてもよかったんじゃないかと思います。 高校の時からの仲良しグループで行ったらしいのですが、僕をそこに入れてくれてもよかったんじゃないのかな。僕だって人見知りだけど、ちょっとぐらいは面白いこと言えるのに。 先輩はディズニーのお土産を買ってきてあげると言ってはくれましたが、
ぺん。 ぺんぺん。 ぺん ぺんぺん。 ぺんぺぺん。 ぺんぺん。 ぺんぺん。 ぺんぺんぺんぺん。 ぺん。 ぺ、ぺん。 ぺんぺんぺん。 ぺっぺっぺん。 ぺっぺっぺっぺっぺっぺっぺん。 ぺん。 ぺーんーぺえええええ。 朝、目が覚める。 そこにはすやすやと眠る君がいて、僕はその横で寝ている。 「ありがとう」 僕はそうつぶやいた すると君はこう答えたね。 ぺん。 ぺんぺん。 ぺん、ぺんた。 ぺんた! ん? ぺん? ぺん。 ぺんぺんぺん
日曜の昼にこうして昼寝をしていると、日曜だなと思います。 かつての日曜の僕が、よくそうしていたからです。 かつての日曜は、音楽を部屋で流していたり、漫画を読んでいるうちに眠りにつき、晩御飯ができたという声で起こされていました。 今日も起きたら18時過ぎで、晩御飯ができたという声こそなかったですが、日曜というのを思い出しました。 日曜の父もよく昼寝をしていました。 日曜の父はゴルフの打ちっぱなしに行って、夕方に放送している吉本新喜劇を見ながら、昼寝をしていました。 その姿をみ
玄関の扉を開けると、米が炊ける匂いとカレーを煮込む匂いが充満していました。 その時、私はまるで自分の部屋に生命が宿ったかのように思え、とてつもない幸福感に包まれました。 いつも部屋に帰ってきても、靴箱に入ったスニーカーたちのむわっとした匂いしかしないからです。 こういった匂いは実家では日常的でした。 帰宅時には必ず母が何かしらキッチンで作業していたからです。 なぜ帰宅時の料理の匂いは、幸福感を与えてくれるのでしょう? それは、食欲が刺激されるだけではなくて、誰かが家にいる
今年の夏はナス一色です。 去年の夏は、ほぼ毎日ナスを食べていたいたので、それと比べると今年は少ないですが、僕の心はナスのとりこです。 僕は飽きっぽく、いろんなものに手を付けますが、惚れているときはそれを一途に想い続けます。 今なら、どんな野菜が僕に色仕掛けをしてきても断る自信があります。 セクシー大根が白い太ももをちらつかせて、私の耳元で可愛くささやいてきても、「自分にはナスがいるので」と声を低くして断るでしょう。 しかし、そろそろナスのレパートリーがなくなってきました。
一人暮らしを始めて、1年半。 ついに、炊飯器が家に届きます。 これまでお米なしの生活を1年半続けていました。 うどん、中華麺、パスタを毎日交互に食べ続けていました。 もう全然慣れていたのですが、心のどこかで米に憧れ続けていました。 なぜ買わなかったかというと、姉が一人暮らしをした際に、炊飯器は使わない、使わないから捨てたという話を聞いていたからです。 しかし、先日買いなおしていることが判明しました。 うちの姉はいいかげんなのです。 6月は誕生月で、いい加減買ったらど
最近、大学院進学するのに必要な書類作成に追われていました。 研究概要と志望理由などを合わせて1000文字書く必要があったのですが、意外と1000文字はすぐ埋まります。 ただ納得いくものは作れず、結構苦戦しました。 他の子はすぐ終わらせたのに、僕だけずっと作り続けている。 とてもつらかったです。 図書館から志望理由書づくりや丁寧な言葉遣いに関する本を5冊ぐらい借りてきて、ずっと考え続けていました。 僕は考えすぎてしまうのだと思います。 それはそれでいいとこだと思うかもしれ
いい映画に出会えると、ものすごく気分がいいですよね。 先日見た映画は、心がスカッとするとてもいい映画でした。 「アナザーラウンド」というデンマークの映画で、あのマッツ・ミケルセンが主演です。 マッツ・ミケルセンは、私がなりたい男ランキング暫定1位の人です。 ついこの前までの1位は「ファイトクラブ」の時のブラピでした。 その前はトム・ハーディでした。 この映画はお酒がテーマでした。 教師である自分の授業が面白くないと評判なので、ちょっぴりお酒を飲んで授業をしてみたら・・・とい
ここのところ気分が落ち込む日が続いていました。 TOEIC直前のため勉強に追われていたり、個人的なことだったりとで、気分が落ち込んでいたのです。 少し前になりますが、切れていた電球を新しい電球に取り替えました。 キッチンに2つあるうち電球のうち1つが切れており、1つだけなので生活できないわけではありませんでした。 なので買いに行くのをさぼっていたら、なんと1か月半も切れていたまま生活していたことに気付きました。 このままでは一生キッチンは暗いままだと思い、ホームセンター
僕はご飯の写真をほとんど撮りません。 お店で食べた料理を撮るのもなんか恥ずかしいですし、撮ろうと決めていても持ってこられた料理にテンションが上がって気づいたら半分くらい食べてしまっています。 食べ物の写真を撮ることで、こういったところで紹介できますし、思い出話をするときのネタにもなります。 撮ろうと思ったきっかけは、小学校の同級生が食べ物だけをインスタに載せているのを見たことです。 そいつは男なのですが、毎日夕食の写真を欠かさず載せているのです。 ただ、そのレパートリーの