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プリズナーズ

Prisoners(2013年製作の映画)
鑑賞:2021/10/25、記事公開:2022/1/4
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ、脚本:アーロン・グジコウスキ

※※※ ネタバレあります。 ※※※


「DUNE」で盛り上がるヴィルヌーヴのまだ見てない作品だったので鑑賞。


キャストとフタッフの構えがすごい。
主演の2人はもちろん魅力的、テレンス・ハワードにポール・ダノも良かったし、ファイターのステージママで名を上げたメリッサ・レオも出てるよ!撮影はロジャー・ディーキンス、音楽はヨハン・ヨハンソン。で鉄壁の布陣。

映画は誘拐事件を扱ったシリアスなもの。終始緊張感があり、いつまでも不安が解消されず画面に釘付け。決定的な人物からの証言が得られずストレスが溜まる。父親だったらそりゃ耐えられないだろう。なかなか酷な状況で面白い。宗教的な要素は犯人の動機づけが目的だろうか。特定の宗派を取り扱っているのか、相変わらず宗教がらみの題材は理解ができなくてもどかしい。
ポルカドットマンは結局何だったのかよくわかんなかった。迷路のことを知っているから子供の頃に攫われたのだろう。絵を描くらいなら言えばいいのに、彼も薬で知的障害を負ってる?それとなぜ自死するのだろう。そんなにやばいことやってたのか?
ポール・ダノも散々な目にあってたけどいい存在感だった。さすが。

相変わらず笑いの要素は何も無い。
撮ってる時に思いついて入れたくなったりしないんだろうか。まあ入ってないんだからしないんだろう。題材的にも圧迫感がすごいからどっかで息に抜きがあっていい気はする。でも内容的には茶化せないし極エンタメ志向じゃないし余計なことはしないほうがいいのかもしれない。


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