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学校では教わらないお金の仕組み Ver.1

みなさん、こんにちは。
ちゃかまつんです。

社会人になって早3年。
ようやく仕事にも慣れ、一人でできることも徐々に増えてきました。

仕事に慣れるまではあまり気にしてませんでしたが、会社の同僚や高校・大学の友達と話をしていると、投資という単語を頻繁に聞くようになりました。

私の場合、投資のイメージで真っ先に思いつくのが、株の投資でした。
でもよくよく考えると株の投資ってなんだ?と思うようになりました。

改めてお金について考えてみると、子どもの頃は体を動かして働く=給料がもらえるというイメージを勝手にして、働いた分のお金で生活費をやりくりをすることが大前提となっていたと感じます。

お金はとても大切です。
この世の中、何をするにもお金が必要になります。
生まれてくるだけでも多額の費用が発生してしまいます。

しかし、そんな大切なお金について学校では詳しく勉強しません。

個人的には、お金の知識が疎い人がいないと経済が回らないから、学校で教えないのかなと密かに感じています。

今回、お金の勉強をして、当たり前だけどそこまで詳しく知らなかったこと、今からでも行動・実践したほうが良いことをまとめてみました。

長くなりそうなので、今回は、高校生から社会人1~3年目の人たち向けに今すぐできることをまとめました。


自分が稼げる収入の範囲内で生きていく

モノや情報に溢れた現在、何をするにもお金が必要になります。

生まれてくるだけでもお金がかかり、そして、死ぬ時でさえもお金がかかります。生まれた瞬間から最期の最期まで、何をするにもお金が必要になります。

お金を稼ぐ方法は様々な方法があります。
サラリーマンとして働いてもいいし、自分で会社を設立することもできるし、株や債券を売買することでもお金を稼ぐことができます。
ここで、絶対に覚えてもらいたいことは、自分が稼げる収入の範囲で生きていかなければならないということです。

そして、お金を稼いだら、必ずするべきものは貯金です。
冠婚葬祭などの思いがけない出費に備えて収入の一部を必ず貯金する。
これは、必ず守らなければならないルールの一つになります。


1日の損益分岐点を把握する

少し難しい言葉を使いますが、損益分岐点とは、支出が収益を上回らない境目つまり収益=支出の点のことです。

以下の例だと分かりやすいのではないでしょうか?

新入社員のAさんは、1ヶ月の給料が手取り20万円だとします。
この場合、Aさんが1ヶ月で使えるお金は20万円ですよね。
要は、1ヶ月の支出が20万円以内に収めることができたら、Aさんの貯蓄は、プラスになります。

では反対に、1ヶ月で25万円使ってしまった場合はどうでしょうか?

簡単ですよね。

20万円(収入)− 25万円(支出)=−5万円

5万円も多く使ってしまっているので、この5万円は、これまでの貯蓄から出さないといけません。

このように1ヶ月で使えるお金の中で、支出が収益を超えない境目が損益分岐点になります。

多くの方は、1ヶ月単位で自然とこの損益分岐点を下回らないようにしているのではないでしょうか?

しかし、お金を貯めたい場合は、より細かく見ていくことをオススメします。

月単位→10日単位→週単位→1日単位とより細かく細分化していき、その日その日を黒字で過ごしていけば、自然とお金は貯まっていくでしょう。

1日単位でより詳細にAさんの場合をみていきましょう。

1ヶ月(30日とする)に使えるお金は20万円なので、1日で使えるお金は以下の通りになります。
※固定費は、以下と仮定します。
<固定費の内訳>
●家賃 ・・・60,000円
●通信費・・・6,000円
●貯金 ・・・50,000円
合計   ・・・116,000円

{200,000円(収益)−116,000円(固定費)}÷ 30日(日数)=2,800円(1日に使える金額)

Aさんが1日に使えるお金は、2,800円になります。
さらに、この費用の中から水道代、ガス代、電気代、食費そして娯楽費などの変動費を出さないといけないので、実際に1日で自由に使えるお金は、1,000円〜1,500円ほどでしょう。

自分の1日の損益分岐点を把握して毎日黒字にすれば、無駄な出費をなくすことができるだけでなく、貯蓄もできるので精神的にもゆとりが出てきます。


手数料を払わないようにしよう

次にオススメするのが、手数料を払わないことです。

ちょっとお金を引き出すのに、コンビニのATMや他銀行のATMを使ってませんか?

コンビニのATMは大変便利ですが、1回利用するだけで300円〜400円ほど手数料が発生します。

みなさんは、この手数料が年間でどれだけの収益を発生させているかご存知ですか?

とある銀行では、年間100億単位もの収益をATMの手数料だけで得ることに成功しています。
中には、ATMの手数料が全体収益の7~8割を占めている銀行もあります。

お金を引き出すだけで余分なお金が発生するのは、非常にもったいないですよね。

お金を引き出すときは、同じ銀行のATMやネット銀行でのやりとりをすれば手数料は発生しません。お金を引き出すときは、面倒くさがらずに同じ銀行のATMもしくはネット銀行でやり取りをするようにしましょう。


最後に

どうでしたか?
今回は、バイトをすることができる高校生から私と同じ社会人1~3年目の人向けに勉強したことをまとめてみました。

特に私自身は、一日の損益分岐点を知ってから、お金の見方が変わってきて、今まで以上に無駄な出費を抑えるようになりました。

続編として、クレジットカードや消費者金融の仕組みについて勉強しているのでまた記事でご紹介できたらと思います。

是非近くの方に共有してもらえたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

参考文献はこちら☟

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000208144

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