エイプリルシャワーが3月になっている
アメリカに来てから”エイプリルシャワー“という言葉を知った。確かに4月になると暖かくなり季節の変わり目のせいか雨の日が多い。
しかし近年ではそれが3月なのだ。今週も雨が2-3日降り、土日も雨の予報。
10年前までは3月はまだ寒くて湿気が多い日は雪になっていた。気温が高いため、それが雨になっているという感じ。
4月初旬に30センチ以上のドカ雪が降ったこともある。
冬は雨はほとんど降らないはずなのに、大雨が降ったりする。従来ならそれは大雪になっていたはず。
西部や南部の一部の地域を除いて、アメリカの家には地下室がある。大雨が降ったとき地下水が入ってくることがあるので、地下に穴を掘りバケツのようなタンクを埋め、そこにポンプを備え付け排水溝に捨てるようにしている家が多い。
夏に長雨が降ったときは雨が止んでも地下水はしばらく続くため、ポンプは一週間くらい稼働しっぱなしになる。
それが近年では冬になってもポンプが止まらないほど雨が多い。10年前にはまったくなかった現象だ。
20年ほど前、春から夏にかけて一滴も雨が降らず水不足になったことがあったので、自然の恵は必要である。
しかし降るべきときに降らず、かつて降らなかった時期に降るようでは、大げさに言えば生態系が崩れてしまう。
米東部は今年も雪が少なく暖冬となった。それは嬉しいが、地球温暖化の影響で思わぬところに歪みがきていないか気になってしまう。
東京の夏も昔よりもめっちゃ暑いし😅
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?