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アメリカ季節の風物詩: スプリンクラー

20数年前、ニュージャージーに引っ越してきたとき、郊外ならではの「やるべきこと」が増えた。

その一つが、芝の管理。秋から春にかけておとなしくじっとしている芝くんも、4月になると「おお、やっと春になったんかい」とばかりにニョキニョキ自己主張し始める。

できれば毎週、最低でも2週間に一回は芝刈りしなければならない。特に家の前などボウボウにしていると、ご近所さんから嫌がられること必至。

それと、水やり。やらないと黄色に変色し死んでしまう。最初の頃は安い手動スプリンクラーを買ってきて、こんな感じでやっていた。

長いホースに突き刺して使う

終わるまで出かけられないし、けっこう面倒くさいのである。

それとなんと言ってもコレ---すぐに壊れる😫

大体10-20ドルくらいだが、1シーズン(春から秋)保たないこともある。8割がた翌年には壊れている。完全に壊れるというより、左右半分が動かないとか上下(縦)移動しなくなるとか、だ。

芝の下に埋め込むスプリンクラーは夢のマシーンだった。次男が1歳になるとき家の増改築をやったのだが、大工の一人が「スプリンクラーは意外と高くない。業者を紹介してやろう」と言うので来てもらった。

確かに思ったより安かった。その倍くらいを想像していた。

つけてみるとコリャ便利。早朝に水が出るようにセットしておけば、家の前・右サイド・左サイド・裏庭の4カ所を場所により8-15分ずつ噴水してくれる。

雨が降った時はセンサーが感知してスプリンクラーは回らない。3-4年前からはアプリ経由で留守中でも好きな時間にコントロールできるようになった。

降雨量が多いときはアプリが水の量を減らしてくれるので節約できるようにも。

なぜもっと早く設置しなかったのかが悔やまれる😅

今朝外を走りながら手動で水をまいている家を見かけ「スプリンクラー買った方がいいですよ」と教えたくなった。大きなお世話だが😂

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