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おひとりさまも躊躇なく入れるらぁめん屋さん

ランチタイムや夕方にはいつも行列ができる近所のらぁめん屋(お店の表記まま)さんに行った。混雑を避けるため、いつも11:30頃か13:00過ぎに訪れるのが我が家の習わしとなっている。

ここは魚介と鶏からダシをとった塩らぁめんが看板メニュー。次に、ピリッと痺れる麻婆まぜそばが裏メニューとしてあるのだが、いつの間にかこちらを頼む客の方が多いことに気づいた。

それともうひとつ。女性のおひとりさまが多い。これはこの店に限らず、どこへ行っても女性一人客が必ずいて、28年間離日している自分からすると隔世の感があり、うれしくなる。

もう20年くらい前になるが、来日して吉野家に入ったとき、女性一人客を見つけて「えっまぢ?」となった。その昔では考えられなかったからだ。

大学時代女性の友人に「吉野家牛丼食べてみたいけど、一人じゃ入りづらいから今度連れてって」と言われたりしていた。それを思えば「オンナ一人吉野家」は画期的なできごとであった。

余談だが、昔はアダルトビデオが誕生する前は「ロマンポルノ」と呼ばれるエロ映画が主流だった。大学時代バイトを終えて帰るとき、同僚の女の子二人(学年上)と同じ方向に帰る電車に乗った。

すると一人が「ずーっと前からポルノ映画見たかったんだけど、一人じゃ行けない。連れてって」という。「あはは、また今度ね」と言うと、

ダメ!そんなこと言って絶対連れて行かないでしょ。今じゃなきゃダメ!私がお金出すから

と一歩も引かない。鬼気迫る説得(恐喝)に屈した私は、途中下車し3人でポルノ映画鑑賞と相なったのである。それはそれで興味深い経験であった。

いやーおひとりさまってほんっとにいいもんですね(ミズノハルヲ)。


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