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妻と長男が来日するので、空港まで迎えに行くと、とめどなく昔のことを思い出してしまい・・・

大学2年の長男がインターンをしなければならなかったので、妻とともに1ヶ月遅れの来日。アメリカ東海岸のカラッとした気候から、猛暑地獄・ニッポンへようこそ😜

今回はANAのNYー羽田便に乗ったのだが、わが家にとって初の深夜便。2AMに発ち、5AMに羽田に着く。そこから乗り継ぎ便で岡山空港へ着くのが11:20。そのため現在岡山駅へ向かう途中で、そこからバスで空港へ向かう。

新岡山空港ができたのは、1988年瀬戸大橋が開通した時だった。その年の4月に橋開通・空港開港だったと記憶している。その1ヶ月後、東京へ引っ越すため、できたばかりの新空港から旅立った。

あれから35年😯

「橋ができれば岡山は変わる」と当時地元のビジネスマンは吹聴していたが、実際のところどうだろうか?ここ数年岡山に来るが、橋や空港より大きな変化をもたらしたのはイオンモールだろう。

35年前、岡山駅西口から徒歩15分のところに住んでいた。奉還町商店街を抜け、今は亡き岡山駅西口から東口に向かうくら〜い地下道を抜け、東口に近いオフィスビルまで25分歩いて通勤した。西口も大きく変わり、昔の面影はない。今の方が快適だが、あの暗澹とした地下トンネルが、なぜか懐かしい。

東口も激変した。林原駐車場を通り過ぎ、わがビルへ通った道は、イオンモールへの地下道にとって変わった。高島屋の脇にあった安くて美味しいうどん屋さんも、今はない。

当時は日が暮れると駅地下商店街も人がまばらで、通勤帰りに食事するところもほとんどなかった。そのためもっと寂れた奉還町商店街で食べるところを見つけなければならなかった。

やがて商店街の裏筋においしい定食屋さんを見つけ、足繁く通った。商店街の外れにあった弁当屋さんもよくお世話になった。ほか弁チェーンとは違う店で、注文してからつくってくれるので、それもうれしかった。

そのまた奥のエリアに、何やらおしゃれなカフェのような店ができつつあった。できてみたらなんと、オシャレすぎるヘアサロンだった。家から徒歩数分のところで便利なこの店にふらりと立ち寄ったことが、その後私の人生を大きく変えていくことになった。

誰一人身寄りのない街・岡山に赴任してどうなることかと思っていたが、結果的に人生で一番濃い2年間になった。

人生とは予測不可能よのう、と述懐しているうちに、妻と長男を乗せた飛行機が到着した😜

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