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夏の終りに脳内再生される曲は

猛暑続きのニッポンの皆さま、涼しいニュージャージーから今日もひと言。今朝ゴミを出そうとして外に出たら、スーッと冷たい風が吹いていた。昼間は30℃超えの予報が出ているが、朝晩めっきり涼しくなっている。先週まで東京にいたので、涼しさのありがたみが身に染みる。

昨日スーパーで買い忘れたものを買いに朝7時から開いている別のスーパーへ行くと、ジャーン!Tシャツ短パンでは凍死しそうなほど店内冷え切っていた。従業員は皆厚手の長袖長ズボンで働いている。商売柄冷やさないといけないとはいえ、これでは冬の方が暖かいのではないかと思えるほど。

この時期、必ず脳内再生されるのが、この曲。

イントロなしのサビから始まるこの曲は「前のめり」メロなのだが、再生されたとたん「後ろのめり」モードに脳が反応するため、Aメロに入るまでちょっと立ち直れない。

わかっています、何にことだかわかりませんよね。でも⬆️きけばわかります。「なつのおわり」とタイプすれば「夏の終わり」と最初に変換されるのだが、オフコースの場合「夏の終り」なのだった。

ふと考える。「夏の終焉」は悲しく「秋の到来」はうれしいのか?はたまたその逆か?まだ若かった30年以上前、会社の先輩に「ギラギラした夏が終わるのは悲しい」と告げると「オマエはまだ若いからそうなんだな。俺なんか『夏なんて早く終わって秋よ早く来い』と思っているよ」と言われた。

あれから30年経った今でも夏が終わると寂しい。その理由のひとつに、アメリカ東部のカラッとして日の長い夏の気候があげられる。夏の夕餉を終えたあと、アイスクリームをなめながら歩く明るい20:00過ぎは、何者にもかえ難い。

アメリカ人は暑いのが大嫌いだが、この「涼しく長い夏の夜」は大好きだと思う。

わしもじゃ。

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