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夢で思った桃源郷

昨日、夢を見た。
仕事じゃない夢はいつぶりだろう。

幸せだった夢。
時代は子どもの頃。
ほんのワンシーンしか覚えてないけれど、お姉ちゃんと一緒に遊んでた。
おままごとだったか、女優ごっこだったか
とりあえず全力で役になりきって声上げてたくさん笑ってたような気がする。

ふと、トイレで起きてしまったが懐かしいような幸せな気持ちであった。
微睡のなか、考えた。

私ずっとあの世界のままでいたかった。
最近よく思う、私いつのまにこんなに大きくなったの?
いつの間にこんなに大人になってたんだろう。

お姉ちゃんと一緒にあぁでもない、こうでもないって家の中で遊んでて、
ご飯できたよ〜!ってお母さんが下から呼ぶの。

私が家を出て、お姉ちゃんが家を出た。
お姉ちゃんが東京に行き、私はもっと遠いところに行った。

ずっとあのままでよかったのに、家を出なくてはいけなかった。
私にとってお姉ちゃんが必要だったし、
お姉ちゃんにとっても私が必要なんだと思う。

社会人になった今はさらにそう思う。
お互いにお互いが必要で、離れて暮らすよりも一緒に暮らしてた方が絶対に楽しい。
1人は退屈で話し相手が欲しいのに、そうもいかない。

私はピーターパン症候群だ。
精神的に子どものまま、時が止まったまま大人になってしまった。

だから彼らが羨ましい。
地元で、学生の頃からの友人とずっと一緒にいられる東海オンエアが。

彼らもまたピーターパン症候群だと思う。
私にとってあの場所は桃源郷。
私が恋焦がれても手に入れられないと思う。
居場所があって、収入があって、そのまま変わらずに過ごしていけるのが羨ましい。

私は子どものままでいたいよ。
こんなんじゃ結婚もできないし彼氏もできない。
探しているのは恋人じゃなくて、親みたいな家族みたいな拠り所なのかもしれない。
そんなこと考えたくもないよ。

たまに女としてみられることが嫌になるけれど、女として見てもらわなきゃ付き合えっこないもんね。
自分を受け入れられない自分じゃ誰にも愛してもらえない。

分からない。
自分のことも自分の将来のことも。
今ただただ不安で不満でどうしようもない。

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