読書で心に響いた名言集(71日目)

超訳 ニーチェの言葉

『心をもっと大きくする』
考えを言うとき、わたしたちは持ちあわせている言葉で表現する。言葉が少なく貧しいと、わたしたちの考えも少なく貧しいと言える。
たくさんの言葉を知ることは、実は、たくさんの考えを持つことになる。たくさんの考えを持てば、より広く考えられることになるし、ずっと広い可能性を手にすることになる。これは生きる上で利用できる武器の最大のものだ。
言葉を多く知ることは、この人生の道をとても歩きやすくする手立てになるものだ。「曙光」


言葉を多く知るとは、多くの知識を手に入れるということだと思います。
知識が貧しいと、物事に直面した際にとても不安になります。

例えば、子供が熱を出して具合が悪くなってしまった際に、対処法を知らないと不安な状態に陥ります。
「これはどんな病気なんだろう」「もしかしたら、死んでしまうかもしれない」と、ネガティブな妄想が膨らんでしまいます。
しかし、正しい知識があれば、「子供は小さい時は良く熱を出すものだ」と冷静になり、「薬を飲んで安静にする」「病院に行って医者に診てもらう」と言った対処を行動に移せます。
この知識があるから、不安を打ち消す行動が出来るのです。

そして、言葉を知る為には多くの勉強と経験が必要になってきます。
これはどちらも必要不可欠です。勉強だけしていても、経験をしなければ人は大きく成長出来ません。
何故なら、勉強で学んだ事の全てが、実際に思い通りに行くことは少ないからです。
自分で考え、行動し続け、思い通りにいかないという壁を乗り越えていく。
それこそが経験であり、成長です。
そうやって、勉強と経験を交互に繰り返していく事で、上質な言葉という武器を手に入れて、人生の可能性を最大限に広げていきます。


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